サラリーマン生活を送っていると、よく耳にする言葉があります。
ちょっと一杯だけ飲んで帰ろう。
この言葉、本当に一杯で終わったことが何回あるでしょうか。
私の経験では、ほとんどありません。
一杯だけのつもりが二杯、三杯と増えていき、気がつけば結構な時間が経過しています。
そもそも一杯だけ飲んで帰るのであれば、わざわざお店に入らなくてもよい気がします。
しかし、仕事終わりに誰かとお酒を飲む時間は楽しいものです。
私もお酒が好きなので、仲の良い人に誘われるとついつい行きたくなってしまいます。
ただ、サラリーマンには仕事以外にもやりたいことがあります。
飲みに行きたい気持ちと、早く家に帰りたい気持ち。
この二つの気持ちの間で、日々揺れ動いています。
サラリーマンの「ちょっと一杯だけ」は信用できない
ちょっと一杯だけ。
この言葉は、サラリーマンにとって非常に便利な誘い文句です。
飲みに行こうと言われると、少し身構えてしまいます。
何時間くらい飲むのだろう。
何軒くらい行くのだろう。
明日の仕事に影響しないだろうか。
しかし、ちょっと一杯だけと言われると、気軽に参加できそうな気がします。
一杯くらいなら付き合ってもよいかな。
そんな気持ちになってしまいます。
ところが、実際には一杯で終わることはほとんどありません。
私の感覚では、98%くらいの確率で二杯以上飲むことになります。
もちろん、適当に考えた数字です。
一杯飲んだところで話が盛り上がり、もう一杯注文します。
料理が残っているから、もう一杯。
話の途中だから、もう一杯。
結局、気がつけば一時間以上経過しています。
ちょっと一杯だけという言葉は、飲酒量を表しているのではなく、飲みに行くための心理的なハードルを下げる言葉なのかもしれません。
一杯では物足りないのが酒好きの困ったところ
誘う人ばかりが悪いわけではありません。
私自身にも問題があります。
お酒が好きなので、一杯飲んでしまうと、もう少し飲みたくなってしまいます。
仕事終わりの最初の一杯は、やはりおいしいものです。
特に忙しかった日は、お酒を飲みながら仕事の話やくだらない話をする時間が楽しく感じられます。
一杯飲んで、さあ帰ろう。
なかなかそういう気持ちにはなりません。
せっかくお店に入ったのだから、もう少し飲んで帰りたい。
そんな欲が出てしまいます。
しかも、お酒が進むにつれて時間に対する感覚も甘くなります。
まだ八時だから大丈夫。
もう八時半だけど、あと一杯くらいなら大丈夫。
九時になって、そろそろ帰ろうか。
こうして帰宅時間がどんどん遅くなっていきます。
翌朝になって、昨日は早く帰ればよかったと思うこともあります。
それでも、また誘われると行ってしまう。
酒好きサラリーマンの困った習性です。
サラリーマンが発見した早く帰れる飲み屋
そんな私ですが、最近ちょっとよい方法を発見しました。
それは、閉店時間が早いお店で飲むことです。
最近、夜九時に閉店するお店を見つけました。
しかも、リーズナブルなお店です。
貧乏サラリーマンにとって、これは非常にありがたい存在です。
夜八時から飲み始めたとしても、九時には閉店します。
お店が閉まってしまうので、どれだけ話が盛り上がっていても帰らなければなりません。
これが非常によいのです。
普通のお店であれば、もう一杯飲もうという話になります。
しかし、閉店時間が決まっているので、もう一杯飲みたくても注文できません。
自分たちの意思ではなく、お店の都合で飲み会が終了します。
これなら誰かが帰ろうと言い出す必要もありません。
まだ飲みたい人がいても、お店が閉まるので仕方ありません。
九時閉店という絶対的なルールが、ダラダラと続く飲み会を終わらせてくれます。
自分の意思でお酒を切り上げるのが難しいのであれば、強制的に終わる環境を選べばよいのです。
我ながら、なかなかよい方法を見つけたと思っています。
「ちょっと一杯だけ」なら二次会にはなりにくい
もう一つ、この方法にはメリットがあります。
それは、二次会に発展しにくいことです。
最初から飲み会として予定されている場合は、二次会に行くこともあります。
しかし、仕事終わりのちょっと一杯だけという飲み会の場合、わざわざ二次会に行くことはあまりありません。
そもそも軽く飲んで帰るという約束で始まっています。
夜九時にお店を追い出されたら、そのまま解散しやすくなります。
もちろん、絶対に二次会にならないとは限りません。
ただ、普通のお店でダラダラと飲み続けるよりも、帰るきっかけが生まれます。
一杯だけという約束は守れなくても、一時間程度で帰るという約束なら守れそうです。
お酒を飲む量を減らすためにも、帰宅時間を早めるためにも、閉店時間の早いお店を利用するのはよい方法だと思います。
飲み会に誘われ続けるサラリーマンの悩み
私の周りには、お酒を飲むことが大好きな人がいます。
顔を合わせるたびに、飲みに行こうと誘ってくれます。
その人は話もわかる人ですし、面白い人です。
人柄も好きなので、時々であれば一緒に飲みに行きたいと思っています。
問題は、その頻度です。
顔を合わせるたびに誘われると、少々面倒になってきます。
こちらにも予定があります。
家に帰ってやりたいこともあります。
毎日仕事をしていると、自分の自由な時間はそれほど多くありません。
帰宅して、ご飯を食べて、お風呂に入れば、あっという間に寝る時間です。
その貴重な時間を飲み会に使うかどうか。
毎回判断しなければなりません。
相手のことが嫌いなら、断ることもそれほど難しくないかもしれません。
しかし、好きな人だからこそ断りづらい。
せっかく誘ってくれているのだから、たまには付き合いたい。
でも、今日は帰りたい。
この調整が、サラリーマンにとって余分な仕事になっています。
会社で一日仕事をしたあとに、さらに人間関係の調整をしているような気分です。
サラリーマンにとって飲み会も大切なコミュニケーション
飲み会が無駄だとは思っていません。
普段の仕事では話さないようなことを話せる機会でもあります。
仕事中は真面目な話ばかりしている人でも、お酒の席では意外な一面が見えたりします。
普段あまり接点のない人と仲良くなるきっかけにもなります。
飲み会でしか聞けない話もあります。
もちろん、お酒を飲まなくてもコミュニケーションは取れます。
ただ、お酒が好きな人同士であれば、一緒に飲むことが関係を深めるきっかけになることもあります。
私自身、飲み会での会話がきっかけとなり、その後の仕事が進めやすくなった経験もあります。
だからこそ、すべての飲み会を断るつもりはありません。
しかし、何でも参加すればよいとも思っていません。
仕事のために飲みに行っているのか。
楽しいから飲みに行っているのか。
断るのが面倒だから飲みに行っているのか。
時々、自分でもわからなくなることがあります。
飲み会を断ることもサラリーマンの大切な能力
最近は、飲み会への参加も自分で調整することが大切だと感じています。
誘われたから毎回参加するのではなく、自分が行きたいときに参加する。
今日は家でやりたいことがあるので帰ります。
今週は忙しいので、また今度お願いします。
こうした言葉を普通に使えるようになれば、もっと気楽にサラリーマン生活を送れると思います。
また、誘う側も相手の都合を考えることが必要です。
一度断られたからといって、関係が悪くなるわけではありません。
毎回誘いに応じることが、よい人間関係を作る条件でもないはずです。
私の場合は、お酒が好きなので、自分から飲みに行きたくなる日もあります。
そういう日に楽しく飲めれば、それで十分です。
無理に参加して、帰りたいと思いながら飲むよりも、行きたい日に参加した方がお互いに楽しいのではないでしょうか。
サラリーマンの時間とお金は限られている
貧乏サラリーマンにとって、飲み会はお金の問題でもあります。
ちょっと一杯だけのつもりでも、何杯も飲めばそれなりの金額になります。
例えば、一回の飲み会が二千円だったとしても、週二回参加すれば一週間で四千円です。
一か月を四週間として計算すれば、一万六千円になります。
なかなか大きな金額です。
それに加えて、時間も消費します。
一回二時間の飲み会に週二回参加すれば、一か月で十六時間です。
十六時間あれば、いろいろなことができます。
趣味に時間を使うこともできます。
新しい勉強を始めることもできます。
家族と過ごす時間にすることもできます。
もちろん、飲み会に使った時間が無駄になるわけではありません。
楽しい時間を過ごせたのであれば、それも価値のある時間です。
ただ、何となく参加している飲み会が多いのであれば、少し見直してみてもよいと思います。
お金も時間も、使える量には限りがあります。
「ちょっと一杯だけ」を本当にちょっとで終わらせたい
サラリーマン生活を送っている限り、これからも飲み会に誘われることはあると思います。
私もお酒が好きなので、これからも飲みに行くでしょう。
ただ、最近は飲み会の回数よりも、どれだけ楽しく飲めたかを大切にしたいと考えるようになりました。
毎回長時間飲む必要はありません。
一時間でも楽しく話せれば、それで十分な日もあります。
そのためにも、今回見つけた九時閉店のお店は、今後も活用していきたいと思います。
ちょっと一杯だけと言われたら、あのお店に行きましょうと提案する。
お店の閉店時間を利用して、強制的に飲み会を終了させる。
これなら人間関係を悪くすることなく、早く帰れそうです。
飲み会を楽しむことも大切ですが、自分の時間を確保することも同じくらい大切です。
仕事を終えてからの数時間は、サラリーマンにとって貴重な自由時間です。
これからは、その時間をもう少し大切に使っていきたいと思います。
もっとも、九時にお店を出たあと、誰かがもう一軒行こうと言い出したらどうなるか。
そこは、私の意志の強さが試されるところです。
結局、ちょっと一杯だけという言葉よりも、自分自身が一番信用できないのかもしれません。




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