支援部隊のサラリーマンは本当に必要なのか

支援部隊のサラリーマンは本当に必要なのか サラリーマンについて

私の仕事は社内の支援部隊でもあります。

特定のお客さんを担当しているわけではなく、営業担当や現場担当を支援する仕事です。

困っている担当者がいれば相談に乗り、お客さんから技術的な相談があれば解決策を考えます。

一見すると、人の役に立てる仕事のように思えます。

しかし最近、この仕事をしていて思うことがあります。

支援をすればするほど、逆に迷惑を掛けてしまう場面があるのです。

メイン担当者以上の仕事をすると逆に迷惑になる

支援をしていると、お客さんから私へ直接相談が来ることがあります。

以前対応したことがあり、「あの人に聞けば早い」と思われているのでしょう。

相談されれば、もちろん話を聞きます。

その内容によっては、私ならその場で回答できるものもあります。

しかし、私はメイン担当者ではありません。

お客さんとの商談状況や今後の提案内容をすべて把握しているわけではないため、勝手に回答することはできません。

結局、メイン担当者へ内容を伝え、担当者経由で回答してもらうことになります。

ところが、その担当者が忙しく、回答まで数日掛かることもあります。

私がその場で答えれば数分で終わる話なのに、お客さんを待たせてしまう。

支援しているつもりが、結果として全員に迷惑を掛けているような気がすることがあります。

サラリーマンの支援制度は責任が曖昧になる

支援部隊という立場は便利な反面、責任が曖昧になります。

お客さんから見ると、誰が担当なのか分からなくなります。

担当者なのか。

支援部隊なのか。

上司なのか。

会社の中では役割分担していても、お客さんにとっては関係ありません。

欲しいのは早く正しい回答だけです。

支援部隊が前に出過ぎると担当者の存在が薄くなり、逆に引き過ぎると何のために支援部隊がいるのか分からなくなります。

この中途半端な立場が、一番難しいところです。

支援という仕事は必要ないのかもしれない

担当者が困っているのであれば、本来は上司がフォローする仕事だと思います。

仕事量が多いのであれば調整する。

判断できないのであれば上司が判断する。

経験が足りなければ育成する。

その間を埋めるために支援部隊が存在していますが、根本的な問題は解決していません。

支援部隊が何とかしてくれる。

そんな状態になると、組織として改善しなくなります。

支援部隊が頑張れば頑張るほど、会社の課題が見えなくなってしまう気もします。

現場のサラリーマンは支援より仕事をまくりたい

担当者が本当に望んでいることは何でしょうか。

細かくアドバイスをもらうことでしょうか。

私は違うと思います。

担当者が望んでいるのは、仕事を減らしてほしいことです。

十件の案件を抱えている人に、

「あれも確認してください。」

「これも確認してください。」

と言えば言うほど仕事は増えていきます。

支援するつもりが、確認事項を増やしているだけになることもあります。

それなら仕事を一件でも引き取った方が助かるのではないでしょうか。

現場は支援よりも、仕事がまくれることを望んでいるように感じます。

給料制の会社では支援制度は機能しにくい

歩合制の会社なら話は別です。

支援によって売上が増えれば担当者も喜びます。

しかし給料制の会社では、仕事が増えても給料はほとんど変わりません。

担当者は忙しくなるだけ。

支援部隊も成果として評価されるわけではありません。

制度だけ存在していても、現場のモチベーションにはつながりにくいのです。

会社としては安心かもしれませんが、現場からすると効果を感じにくい制度なのではないかと思います。

自分が必要とされる仕事をしたい

最近、自分の仕事について考えることが増えました。

忙しいことが嫌なのではありません。

誰の役にも立っていない仕事をしていると感じることが嫌なのです。

お客さんも助からない。

担当者も助からない。

自分も達成感がない。

そんな仕事を続けるのは苦しいです。

仕事にはいろいろあります。

営業もあれば、事務もあり、支援する仕事もあります。

私は肩書きにはこだわりません。

ただ、自分が動いたことで誰かが助かったと思える仕事がしたい。

お客さんからも担当者からも、「いてくれて助かった」と思われる仕事がしたい。

それが仕事を続ける一番のやりがいなのだと思います。

支援部隊のサラリーマンは本当に必要なのか まとめ

支援部隊は会社にとって必要な存在だと思います。

しかし、役割や権限が曖昧なままでは、支援すればするほど話が複雑になることがあります。

支援することが目的ではなく、お客さんや担当者の役に立つことが目的です。

制度があることと、制度が機能していることは違います。

今の会社の支援制度が本当に現場のためになっているのか。

一度立ち止まって考えてみる必要があるのではないでしょうか。

私自身も、これからは何でも支援するのではなく、本当に必要とされる場面で力を発揮できる仕事をしていきたいと思っています。

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