仕事をしていると、昔の縁で相談を受けることがあります。
私も先日、以前少しだけ一緒に仕事をしたことがある人から相談を受けました。
今は仕事上の付き合いはありません。
私にとって利益がある話でもありません。
それでも、「困っているなら力になろう」と思い、時間を使って相談内容を調べました。
しかし、返ってきたのは感謝の言葉ではなく、「回答が遅い」というクレームでした。
無報酬で対応したにもかかわらず文句を言われたことで、いろいろ考えさせられる出来事になりました。
サラリーマンは優しさが裏目に出ることもある
サラリーマンは人とのつながりを大切にします。
昔の取引先、以前の同僚、前職でお世話になった人など、長く働いているほど人脈は増えていきます。
だからこそ、相談を受けると「断るのも悪いな」と思ってしまいます。
私もその一人でした。
少しくらいなら。
確認するだけなら。
そんな軽い気持ちで引き受けました。
ところが、実際には確認先へ連絡し、状況を調べ、回答内容を整理するなど、想像以上に時間がかかりました。
相談した側は一通のメッセージを送っただけでも、受けた側は何倍もの時間を使っています。
この違いは、相談する側にはなかなか伝わりません。
問い合わせるべき窓口があるのに私へ相談
今回、一番疑問に思ったのは、本来問い合わせるべき窓口が存在していたことです。
正式な担当者に聞けば済む話でした。
それでも私へ相談してきました。
何か事情があるのだろうと思い、代わりに確認しました。
しかし、結果として「遅い」と言われたのです。
正直、「それなら最初から自分で問い合わせれば良かったのでは?」と思いました。
善意で動いた人が責められ、本来動くべき人は何もしていない。
少し理不尽な話だと感じました。
サラリーマンの時間は想像以上に貴重
私たちサラリーマンは、思っている以上に自由な時間がありません。
朝早く家を出て、満員電車で通勤し、一日仕事をして帰宅する。
家族との時間もあります。
副業や趣味に使いたい時間もあります。
そんな限られた時間を使って相談に対応しました。
だからこそ、クレームを受けたときは「何のために時間を使ったのだろう」と感じました。
時間はお金よりも取り戻せません。
だからこそ、自分の時間を誰に使うのかは真剣に考える必要があります。
お人好しサラリーマンを卒業しよう
私は昔から頼まれると断るのが苦手です。
困っている人を見ると、つい助けたくなります。
それ自体は悪いことではありません。
でも、善意を当然だと思う人まで助ける必要はないと思うようになりました。
感謝してくれる人。
こちらの都合も考えてくれる人。
お互いに助け合える人。
そんな人のためなら時間を使いたいと思います。
反対に、自分の都合だけを押し付ける人とは少し距離を置くことも必要です。
人間関係にも断捨離はあります。
誰と付き合うかは、自分で選んでいいのです。
サラリーマンは付き合う人を選ぶ勇気も必要
会社では好きな人だけと仕事をすることはできません。
苦手な人とも付き合わなければならない場面があります。
しかし、会社の外まで無理に付き合う必要はありません。
昔の付き合いだから。
断ったら悪いから。
そんな理由だけで時間を使い続ける必要はありません。
今回の出来事を通じて、「人との距離感」も大切なスキルなのだと感じました。
頼まれたら何でも引き受けることが優しさではありません。
自分の時間を守ることも、大人として必要な判断です。
自分の時間を大切にできるサラリーマンになろう
今回の出来事は決して気持ちの良いものではありませんでした。
しかし、一つだけ良かったことがあります。
それは、自分の時間の価値を改めて考えるきっかけになったことです。
限られた人生の中で、誰のために時間を使うのか。
何に力を注ぐのか。
それを決められるのは自分だけです。
これからは、お人好しで何でも引き受けるのではなく、自分の時間を大切にしながら、本当に助けたいと思える人のために力を使いたいと思います。
サラリーマンは仕事だけで一日が終わってしまいがちです。
だからこそ、自分の貴重な時間を誰に使うのかを見直してみてはいかがでしょうか。
その小さな意識の変化が、これからの働き方や人間関係を大きく変えてくれるかもしれません。


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