会社で働いていると、要領がいいサラリーマンと要領が悪いサラリーマンに出会います。
同じ会社で、同じ仕事をしているにもかかわらず、仕事がスムーズに進む人もいれば、毎日忙しく働いているのに成果につながらない人もいます。
その違いは能力だけではありません。
仕事に対する考え方や行動の仕方によって、大きな差が生まれているように感じます。
今回は、私が会社生活の中で感じた要領がいいサラリーマンと要領が悪いサラリーマンの違いについて書いてみます。
要領がいいサラリーマンは力を抜くポイントを知っている
要領がいいサラリーマンは、決して怠け者ではありません。
仕事の優先順位を決め、本当に力を入れるべきところを理解しています。
逆に、時間をかけても意味が薄い仕事には必要以上の労力を使いません。
会社には、仕事をしているように見せるのが上手な人もいます。
極端な例ですが、営業職では取引先へ訪問したことにして、実際には車で休憩している人を見たことがあります。
もちろん、このような行動を勧めるつもりはありません。
しかし、その人は会社から問い合わせがあっても説明できるように準備をしていました。
担当者が不在だった。
資料だけ置いてきた。
午後に再訪問する予定だった。
良い悪いは別として、想定される質問への答えを用意しているため、焦ることがありません。
周囲から見ると、仕事に余裕があるように映ってしまうのです。
真面目なサラリーマンほど考え込みやすい
一方で、要領が悪いサラリーマンは非常に真面目です。
訪問先でうまく話せなかったらどうしよう。
報告するときに質問されたら困る。
失敗したら評価が下がるかもしれない。
そんなことを何度も考えてしまいます。
仕事に対して責任感があるからこその行動ですが、その慎重さが足かせになることがあります。
考えている時間が長くなればなるほど、行動する時間は短くなります。
会社では完璧を求めるより、まず動いて修正するほうが結果につながる仕事も少なくありません。
石橋を叩きすぎるサラリーマンは前へ進めない
要領が悪い人に多いのが、石橋を叩きすぎるタイプです。
慎重なのは悪いことではありません。
しかし、石橋を叩くだけで渡らなければ目的地にはたどり着けません。
メールを何度も読み返す。
資料を何度も修正する。
何人もの人に確認を取る。
その結果、一日が終わってしまうこともあります。
一方、要領がいいサラリーマンは七割程度の完成度でも動き始めます。
足りない部分は途中で修正すればいいという考え方です。
だから経験を積むスピードも早くなります。
サラリーマンは経験した人ほど成長していく
会社では経験が大きな武器になります。
成功した経験だけでなく、失敗した経験も次の仕事では財産になります。
要領がいい人は失敗を恐れず、とりあえずやってみます。
もちろん失敗することもあります。
しかし、その失敗を次に活かすため、同じ失敗を繰り返しません。
要領が悪い人は失敗を避けようとするあまり、挑戦する回数が減ってしまいます。
結果として経験値に差が生まれ、それがさらに仕事の差となって表れてきます。
評価されるサラリーマンは行動している人
会社では努力も評価されます。
しかし、最終的に評価されるのは結果です。
考えているだけでは成果にはなりません。
多少失敗しても行動した人のほうが、経験も積み、成果にもつながりやすくなります。
もちろん無計画に突撃するのは危険です。
ですが、慎重になりすぎて何も始められないのも大きな損です。
会社では「まずやってみる」という姿勢が評価される場面は意外と多いものです。
要領がいいこととズルいことは違う
ここは勘違いしてはいけません。
要領がいいことと、不正をすることは全く違います。
本当に要領がいい人は、
・優先順位を決める
・無駄な仕事を減らす
・人に頼ることができる
・完璧を求めすぎない
・切り替えが早い
という特徴があります。
サボることではなく、時間を有効に使うことが本当の要領の良さです。
私も要領が悪いサラリーマンだった
私自身も、どちらかと言えば要領が悪いタイプです。
何かを始める前に考えすぎてしまうことがあります。
「もっといい方法があるのではないか。」
「失敗したらどうしよう。」
そんなことを考えているうちに時間だけが過ぎてしまった経験も少なくありません。
しかし最近は、まずやってみることを意識しています。
実際にやってみると、思っていたほど大きな問題にならないことも多くあります。
考えているだけでは何も変わりません。
一歩踏み出して初めて、改善点も見えてきます。
要領がいいサラリーマンと要領が悪いサラリーマン まとめ
要領がいいサラリーマンと要領が悪いサラリーマンの違いは、能力ではなく仕事への向き合い方や行動力にあると私は感じています。
真面目で慎重なのは素晴らしい長所です。
しかし、その慎重さが行動を止めてしまっては、せっかくの能力を活かすことができません。
会社生活では、八割できたら動いてみるくらいの気持ちがちょうどいいのかもしれません。
行動すれば経験が増えます。
経験が増えれば判断力も身につきます。
そして、その積み重ねが要領の良さへと変わっていきます。
真面目さを失う必要はありません。
少しだけ考え方を変えて、一歩早く行動すること。
それだけでも、サラリーマン生活は今よりずっと働きやすくなるのではないでしょうか。



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