40代になってから副業を始めたいと思っているサラリーマンも多いのではないでしょうか。
私がWordPressでブログを始めたのは、30代後半の頃でした。
当時はWebマーケティングや副業に興味を持ち始めた時期で、自分でもWebサイトを作ってみたいと思ったのがきっかけです。
今でこそWordPressを使って複数のサイトを運営していますが、最初はサーバーやドメインの違いすらよくわかっていませんでした。
無料サーバーから始め、有料サーバーへ移行し、Googleアドセンスの審査に挑戦。
ようやく収益が発生しても、サーバー代やパソコン代を考えると赤字でした。
それでも、会社に頼らず自分の力でお金を稼げた経験は、サラリーマン生活では味わえない喜びでした。
今回は、私がWordPressブログを始めた時にかかった費用や苦労、収益化までの経験を紹介します。
サラリーマンが最初に選んだのは無料WordPressサーバー
最初からお金を払ってブログを始める勇気はありませんでした。
何しろ貧乏サラリーマンです。
本当に自分でWebサイトを作れるのかもわからないのに、いきなりお金を払うことには抵抗がありました。
そこで見つけたのが無料サーバーです。
名前はうろ覚えですが、当時のXdomainというサービスだったと思います。
無料でWordPressを使えるということで、早速サイトを作成しました。
作成したのは、自分が仕事で関わっている業界のお役立ちサイトです。
仕事をしていると、同じことを何度も調べたり、同じような質問を受けたりすることがあります。
それならば、調べた内容を記事にしておけば、誰かの役に立つのではないかと考えました。
会社の内部情報ではなく、業界に関する一般的な情報を記事にしていました。
無料サーバーなので、勝手に広告が表示されたり、数か月ごとに更新作業が必要だったりと不便な部分もありました。
それでも、WordPressの操作方法や記事の書き方、サイトの仕組みを無料で学べたことは大きな収穫でした。
最初から収益を求めるのではなく、まず自分で作ってみる。
この経験が、その後のブログ運営の土台になりました。
無料ブログから有料サーバーへ移行した理由
無料サーバーで約1年間、サイトを運営しました。
記事も少しずつ増え、検索エンジンからアクセスされるようになってきました。
そうなると、欲が出てきます。
このサイトでお金を稼ぐことはできないのだろうか。
調べていくと、独自ドメインや有料サーバーというものがあることを知りました。
当時使っていた無料サーバーでは、Xdomainのサブドメインを利用していたため、自分専用のドメインではありませんでした。
収益化するには独自ドメインのサイトにした方がよいと考え、有料サーバーへの移行を決めました。
調べてみると、エックスサーバーやロリポップなど、いくつかのサービスがありました。
その中で私が選んだのはエックスサーバーです。
大手という安心感と、料金が比較的手頃だったことが決め手でした。
当時契約した料金は年間13,200円。
月額に換算すると1,100円です。
毎月1,100円と考えれば大した金額ではないと思う人もいるでしょう。
しかし、収益がゼロの貧乏サラリーマンにとっては安い買い物ではありません。
幸い、契約時に独自ドメインが1つ無料になる特典があったため、ドメインの購入費用はかかりませんでした。
こうして、初めてお金を払ってWordPressサイトを運営することになりました。
サラリーマンが苦労したWordPressの引っ越し作業
有料サーバーを契約したからといって、すぐにサイトが完成するわけではありません。
まずはWordPressをインストールし、無料サーバーで運営していたサイトの記事を移行する必要がありました。
今ならもっと効率的な方法を調べると思いますが、当時の私は一記事ずつコピーして移していきました。
数十記事しかなかったとはいえ、なかなか面倒な作業でした。
さらに気になったのがSEOです。
無料サーバーで運営していたサイトでも、検索順位が上位になっているキーワードがありました。
せっかく検索エンジンに評価され始めたのに、新しいサイトに移行することで、その評価が失われるのはもったいない。
そこで、旧サイトから新サイトへリダイレクトする方法を調べました。
プラグインを利用して転送設定を行い、できる限り検索流入を引き継ごうとしました。
もちろん、リダイレクトを設定しただけで検索順位が必ず維持されるわけではありません。
それでも、何も知らなかった私にとっては大きな勉強でした。
WordPressを触っていると、わからないことが次々と出てきます。
そのたびに調べ、設定し、失敗したら修正する。
仕事でも似たようなことはしていますが、自分のサイトなので、すべて自分の判断で進められます。
この自由さも面白かったところです。
年間13,200円を回収するために収益化を目指す
有料サーバーに移行して、ようやく自分のWebサイトを持てたような気分になりました。
しかし、ここから新しい問題が発生します。
年間13,200円をどうやって回収するのか。
趣味として割り切ればよいのですが、貧乏サラリーマンとしては、できれば元を取りたいところです。
そこで、ブログの収益化について調べ始めました。
主に見つかった方法は2つです。
- アフィリエイト:商品やサービスを紹介し、成果に応じて報酬を得る
- Googleアドセンス:サイトに広告を掲載し、広告の表示などに応じて収益を得る
当時の私は、商品を紹介して購入してもらうよりも、サイトに広告を掲載する方が簡単そうだと感じました。
そこで、Googleアドセンスの審査に挑戦することにしました。
ただし、Googleアドセンスは申し込めば誰でも利用できるわけではありません。
審査に合格する必要があります。
ここから、私の苦労が始まりました。
サラリーマンが挑戦したGoogleアドセンス審査
Googleアドセンスの審査に合格するため、いろいろなサイトを調べました。
当時調べた情報では、記事数の確保、プライバシーポリシー、サイトマップなどが重要だと紹介されていました。
なお、これらを用意すれば必ず合格するというものではなく、記事数にも公表された一律の合格基準があるわけではありません。
私は旧サイトから記事を移行していたため、ある程度の記事数はありました。
不足しているページを作成し、いよいよ審査を申し込みました。
結果が出るまでの数日間は、なかなか落ち着きませんでした。
そして届いた結果は、
不合格。
ものすごく悔しかったのを覚えています。
自分では、それなりにしっかりしたサイトを作ったつもりでした。
しかし、Googleからは認めてもらえませんでした。
それでも、ここで諦める気にはなりませんでした。
むしろ、きちんと審査されているのだと感じました。
さらに合格した人の体験談を読み込み、自分のサイトと比較しました。
そこで気になったのがプライバシーポリシーです。
私は自分なりの文章で作成していましたが、他のサイトを参考に内容を見直すことにしました。
当時は合格しているサイトの文章をほぼそのまま参考にした記憶があります。
ただし、現在ブログを始める人には丸写しはおすすめしません。自分のサイトで利用している広告やアクセス解析などの実態に合わせて作成する必要があります。
さらに新しい記事も追加し、サイトの内容を充実させました。
そして再び審査を申し込みました。
また数日間、ドキドキしながら結果を待ちました。
今度こそ。
合格でした。
本当に嬉しかった。
会社の看板を使ったわけでもありません。
誰かに仕事を与えてもらったわけでもありません。
自分で調べ、自分で作り、自分で改善したサイトが認められたのです。
会社で褒められることとは違う喜びがありました。
その後、Googleから住所確認用の郵便物が届いたことも印象に残っています。
少しずつ収益化に近づいている実感がありました。
初めてブログで稼いだ1,000円の価値
Googleアドセンスに合格し、いよいよ広告収益が発生するようになりました。
旧サイトから移行した記事にも多少のアクセスがあったため、初月から約1,000円の収益が発生しました。
たった1,000円。
サラリーマンとして働いていれば、それほど大きな金額ではありません。
しかし、私にとっては特別な1,000円でした。
会社に出勤することなく、自分が作ったWebサイトが収益を生み出したのです。
自分の力で初めて稼いだ1,000円は、給料としてもらう1,000円とは違う価値がありました。
ただし、順調だったのは最初だけです。
翌月は数百円に減少しました。
何が原因なのかもよくわかりません。
その後も数百円から1,000円台の月が続きました。
それでも記事を増やし、サイトを運営していると、ある時期から月5,000円以上の収益が発生することもありました。
収益は安定していませんでしたが、ブログがお金を生み出す仕組みを少しずつ理解できるようになってきました。
サラリーマンのブログ運営は赤字でも意味があった
ブログを始めてから、パソコンも新しく購入しました。
有料サーバー代は年間13,200円。
さらにパソコンの購入費用もかかっています。
収益が月に数百円から数千円では、到底回収できません。
完全に赤字です。
貧乏サラリーマンが、さらに貧乏になってしまいました。
しかし、不思議と後悔はありませんでした。
WordPressを始めたことで、サーバー、ドメイン、SEO、リダイレクト、Googleアドセンスなど、以前は知らなかったことを学べたからです。
何より、自分で調べればWebサイトを作り、運営できるという自信がつきました。
サラリーマンの仕事では、担当する業務が決められていることも多いと思います。
しかし、自分のブログなら企画も制作も改善も、すべて自分で行えます。
成果が出なければ自分の責任ですが、成果が出た時の喜びも自分のものです。
お金だけを考えれば赤字でしたが、知識と経験という意味では大きな収穫がありました。
40代からWordPressを始めたい人に伝えたいこと
これからWordPressブログを始めようと考えている40代サラリーマンには、最初から収益だけを求めすぎないことをおすすめします。
ブログを始めても、すぐに稼げるとは限りません。
記事を書いても誰にも読まれないことがあります。
サーバー代だけがかかり、赤字が続くこともあります。
私もそのような経験をしてきました。
それでも、ブログを始めたことで得られるものは収益だけではありません。
文章を書く力、情報を整理する力、Webマーケティングの知識、問題を自分で解決する力。
これらはサラリーマンの本業にも役立つ可能性があります。
これから始めるなら、まずは自分が詳しい分野や興味のあるテーマを一つ決めて、記事を10本書いてみるのもよいと思います。
そして、どのような記事が読まれるのかを確認し、少しずつ改善していく。
最初から完璧なサイトを作る必要はありません。
私自身、無料サーバーから始めて、有料サーバーへ移行し、失敗を繰り返しながら覚えてきました。
40代だから遅いのではなく、40代までに経験してきたことを記事にできるのが強みだと思います。
まとめ|サラリーマンがWordPressを始めて得た最大の財産
私がWordPressブログを始めた時の費用と苦労を振り返ると、決して順調な道のりではありませんでした。
無料サーバーから始め、年間13,200円の有料サーバーを契約。
記事を一つずつ移行し、SEOを意識してリダイレクトを設定。
Googleアドセンスの審査に一度落ち、再挑戦して合格。
初月は約1,000円の収益が発生しましたが、その後は数百円に減少。
パソコン代も含めれば、完全な赤字でした。
それでも、WordPressを始めてよかったと思っています。
なぜなら、会社から給料をもらう以外にも、自分の力でお金を生み出す方法があることを実感できたからです。
もちろん、ブログで安定した収益を得ることは簡単ではありません。
今でも試行錯誤を続けています。
しかし、あの時WordPressを始めていなければ、今持っている知識も経験もなかったと思います。
貧乏サラリーマンの私にとって、ブログは単なる副業ではなく、自分の可能性を広げるための勉強の場にもなっています。
たとえ最初は赤字でも、学んだことまで赤字になるわけではありません。
これからも少しずつ収益を増やし、いつか会社の給料に頼らなくてもよい生活に近づきたいと思っています。




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