シロテンハナムグリとカナブンは、どちらも夏になると見かけることが多い昆虫です。
一見するととても似ているため、昆虫に興味を持ち始めた人はもちろん、長年昆虫を飼育している人でも一瞬迷うことがあります。
私もカブトムシを飼育していたり、シロテンハナムグリも飼育していたり、カナブンも近所で見かけたりしています。
今回は、シロテンハナムグリとカナブンの違いを分かりやすく紹介します。
シロテンハナムグリとは
シロテンハナムグリはコガネムシ科ハナムグリ亜科に属する昆虫です。
名前のとおり、体には白い模様があり、光沢のある緑色や銅色の体をしています。
花の蜜や樹液を好み、夏になるとクヌギやコナラの樹液に集まる姿を見ることができます。
カブトムシやクワガタを探していると、一緒に樹液を吸っていることも珍しくありません。
カナブンとは
カナブンもコガネムシ科の昆虫ですが、ハナムグリとは少し違うグループです。
全身が金属のような緑色で、滑らかな見た目をしています。
庭や公園、街路樹など身近な場所でもよく見かけます。
樹液だけでなく熟した果実などにも集まります。
一番わかりやすい違いは白い模様
シロテンハナムグリの最大の特徴は、体にある白い斑点です。
背中やお腹に白い模様が入っているため、近くで見ると比較的簡単に見分けることができます。
一方、カナブンには基本的に白い模様はありません。
ツルっとした緑色の体をしているため、この違いを覚えておくだけでも判別しやすくなります。
シロテンハナムグリとの出会い
読み聞かせで子供に絵本を読んでいました。
その時の本がシロテンハナムグリに関する本でした。
土の中でモグラに狙われながら生活したり、土の中の生活が描かれていました。
幼虫も後ろ向きではうという内容も見かけ、実際に幼虫を観察すると、
本当に背面ではっているのを観察し、シロテンハナムグリを興味を持ち飼育し出しました。
ある日、子供が幼虫を連れ帰ってきました。
カブトムシの飼育材料は持ち合わせていたので、カブトムシと同じうに幼虫を飼いだしました。
翌年、幼虫が成虫になると、背中に斑点があり、絵本で見たことのある甲虫でした。
シロテンハナムグリでした。
飛び方にも違いがある
実は飛び方にも特徴があります。
シロテンハナムグリ
・硬い羽を閉じたまま飛ぶ
・横から後ろ羽だけを出して飛行する
カナブン
・カブトムシと同じように硬い羽を開いて飛ぶ
昆虫採集をしていると、この違いを見るだけでも種類を判断できることがあります。
幼虫の生活場所
どちらも幼虫は腐葉土の中で生活します。
しかし、シロテンハナムグリは朽ち木や腐葉土をよく食べて成長します。
自然界では森の掃除屋のような役割を果たしています。
カナブンも腐葉土を利用しますが、種類によって生活環境が少し異なります。
シロテンハナムグリは雑食かと思います。
枯れた葉っぱや、昆虫ゼリーも食べます。
幼虫も昆虫ゼリーが大好きそうです。
飼育はできる?
シロテンハナムグリは比較的飼育しやすい昆虫です。
カブトムシ用の昆虫マットでも幼虫が育つことがあります。
成虫は昆虫ゼリーや熟したバナナなども食べます。
ただし、野外から採集した個体は寿命が短いこともあるため、無理に長期間飼育するより、自然の姿を観察する楽しみ方もおすすめです。
カブトムシ飼育ケースで見つかることも
カブトムシを飼育していると、シロテンハナムグリの幼虫が混ざっていることがあります。
成虫がケースへ飛来して産卵した可能性や、採集したマットに卵が含まれていた可能性があります。
見つけたときは別ケースで育てると、羽化まで観察できる楽しみがあります。
思いがけない昆虫との出会いも、昆虫飼育の魅力の一つです。
シロテンハナムグリとカナブンの違い まとめ
シロテンハナムグリとカナブンは非常によく似ていますが、次のポイントを覚えておけば見分けやすくなります。
- シロテンハナムグリは白い斑点がある
- カナブンは白い模様がほとんどない
- シロテンハナムグリは羽を閉じたまま飛ぶ
- カナブンは羽を開いて飛ぶ
- どちらも夏の樹液や果実によく集まる
昆虫観察を始めると、最初はどれも同じように見えます。
しかし、一つひとつ特徴を知っていくと、散歩や昆虫採集が何倍も楽しくなります。
カブトムシやクワガタだけでなく、シロテンハナムグリやカナブンにも注目してみると、新しい発見があるかもしれません。



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