サラリーマンという生き方に、少し飽きてきた人へ

サラリーマンに飽きてきた サラリーマンについて

20年以上サラリーマンをやってきて、最近少し思うことがあります。

サラリーマンに飽きてきた。

別に会社がものすごく嫌いになったわけではありません。

今すぐ会社を辞めたいという話でもありません。

ただ、20年以上同じような生活を繰り返していると、少し違うこともやってみたくなります。

毎朝起きて、同じような時間に家を出る。

同じような電車に乗り、会社へ行き、

おはようございます

と挨拶する。

席に座ったらパソコンを開いて、カチャカチャと仕事をする。

昼になったらご飯を食べて、午後もパソコンを操作する。

定時になっても仕事が残っていれば残業し、終わったら電車に乗って家へ帰る。

そして寝る。

翌朝になったら、また同じことをする。

気づけば、この生活を20年以上続けています。


サラリーマン生活は安定している。でも刺激は減っていく

もちろん、毎日完全に同じというわけではありません。

電車が止まって会社にたどり着けない日もあります。

突然クレームが発生して、予定していた仕事が全部吹き飛ぶ日もあります。

出張することもあります。

新しい取引先へ行くこともあります。

新しい人と出会うこともあります。

今日はいつもと違ったなと思う日は確かにあります。

でも、大きく見れば同じです。

会社という場所へ行き、

会社から与えられた仕事をして、

給料をもらって帰ってくる。

多少の変化はあっても、大きな枠組みは変わりません。

20代の頃なら、それでも毎日新しいことがありました。

初めて経験する仕事。

初めて会う取引先。

初めての失敗。

初めての成功。

しかし長く働いていると、

ああ、これは以前も経験したな

ということが増えてきます。

経験が増えることは仕事をするうえでは強みです。

一方で、経験が増えれば増えるほど、新鮮さは減っていくのかもしれません。


異動しても結局は同じ会社だった

サラリーマンを長くやっていれば、異動を経験する人も多いと思います。

部署が変われば、人も変わります。

仕事内容も多少変わります。

上司も変わる。

通勤する場所まで変わることもあります。

異動した直後は、新しい環境なので刺激があります。

覚えなければならないことも多く、

この仕事はどうやるんだろう

この人はどんな人なんだろう

と頭を使います。

ところが、しばらくすると慣れてきます。

そして思います。

結局、同じ会社なんだよな。

部署が変わっても、会社のルールは同じです。

仕事の進め方も似ています。

意思決定の仕方も似ています。

会社独特の文化も変わりません。

環境を変えたはずなのに、大きな枠組みは変わっていない。

そのことに気づくと、また少し物足りなさを感じてしまいます。


サラリーマンだからこそ全然違う仕事をやってみたくなる

現在の私は、パソコンを使う仕事が中心です。

一日の大半を画面を見ながら過ごしています。

だったら、いっそのこと全然違う仕事をやってみたら面白いのではないか。

そんなことを考えるようになりました。

私は昆虫を飼育することが好きです。

カブトムシなどを育てていると、

昆虫のブリーダーとして働いたらどんな生活になるんだろう

と思うことがあります。

料理も好きです。

中華料理店で大きな中華鍋を振ってチャーハンを作ってみたい。

イタリア料理店でフライパンを振りながらパスタを作ってみたい。

鉄板で肉を焼き、

ハンバーガーを作って販売するのも面白そうです。

今やっている仕事とは全然違います。

だからこそ、やってみたい。

同じ仕事を20年以上続けてきたから、

これまで自分が経験してこなかった世界に興味が湧いてきたのだと思います。


仕事を変えるだけでは飽きは解決しないかもしれない

ただ、ここで少し考えます。

飲食店で働いたとしても、誰かに雇われて働けば、

決められた時間に出勤し、

決められた仕事をして、

決められた給料をもらいます。

昆虫関係の会社へ転職しても同じです。

会社に所属している以上、会社のルールがあります。

会社の基準があります。

自分がこうしたいと思っても、勝手にできないこともあります。

もちろん、それが悪いわけではありません。

組織で働くからこそ、安定した給料がもらえます。

自分一人ではできない大きな仕事もできます。

失敗したとしても、すべてを自分一人で背負うわけではありません。

サラリーマンという仕組みは、よくできています。

だからこそ、私は20年以上続けてこられたのだと思います。

それでも最近気になっているのは、仕事内容ではなく、

誰が決めるのか

という部分なのかもしれません。


サラリーマン生活で失っていた自分で決める感覚

会社員として働いていると、大部分のことを会社が決めてくれます。

勤務時間。

給料。

仕事内容。

担当する取引先。

使うシステム。

会社へ行く曜日。

会社によっては、座る場所まで決まっています。

自分で決めなくていいというのは、とても楽です。

しかし20年以上その生活を続けていると、

一度くらい全部自分で決めてみたい

という気持ちも出てきます。

何を売るのか。

いくらで売るのか。

誰に売るのか。

何時から働くのか。

今日は働くのか。

全部自分で決める。

当然、失敗したら自分の責任です。

商品が売れなければ収入はありません。

誰も給料を振り込んでくれません。

かなり怖い世界だと思います。

それでも、少し興味があります。


自分の力で100円を稼ぐ

いきなり会社を辞める必要はないと思っています。

20年以上積み上げてきたサラリーマンという立場を突然捨てるのは、かなり大きな決断です。

家族がいればなおさら簡単ではありません。

だから私は、

会社を辞めて挑戦する

ではなく、

会社にいながら挑戦する

という方法が一番現実的なのではないかと思っています。

ブログを書いてみる。

動画を作ってみる。

音楽を作ってみる。

昆虫を育てて販売できる方法を調べてみる。

自分の商品を作ってみる。

休日だけ小さく何かを販売してみる。

最初から生活費を稼ぐ必要はありません。

まずは100円でもいい。

会社から振り込まれる給料ではない100円を、自分の力で稼いでみる。

この100円には、会社員の給料とは違った面白さがあるはずです。

自分で考えて、

自分で作って、

自分で発信して、

誰かがお金を払ってくれる。

金額以上に、

自分でも稼げた

という経験そのものに価値があると思います。

色々とやった末に100円は達成できています。


サラリーマンを辞めたいのではなく、選べる人になりたい

考えてみると、私はサラリーマンそのものが嫌になったわけではないのかもしれません。

嫌なのは、

サラリーマンでいるしか選択肢がない状態

なのだと思います。

会社を辞めたら収入がゼロになる。

だから会社に行くしかない。

そう考えると、少し息苦しくなります。

逆に、

会社員を続けてもいい。

辞めてもいい。

副業を増やしてもいい。

自分で商売をしてもいい。

そんな選択肢を持っていたら、サラリーマン生活に対する感じ方も変わる気がします。

会社へ行かなければ生きていけないのと、

会社へ行くことを自分で選んでいるのとでは、

同じ電車に乗っていても気持ちはかなり違うはずです。


飽きてきたという気持ちは次へ進みたいサインかもしれない

サラリーマン生活に飽きてきた。

そう感じると、

贅沢なのかな

我慢が足りないのかな

と思うこともあります。

しかし、20年以上同じことを続けてきたのであれば、違うことをやってみたくなるのは自然なことなのかもしれません。

飽きるというのは、悪いことだけではありません。

今までの生活に慣れたからこそ、

次の刺激を探している状態

とも考えられます。

だから私は、この気持ちを無理に消そうとは思いません。

会社を辞める必要もありません。

大きな借金をして店を出す必要もありません。

まずは小さくやってみる。

ブログを一本書く。

動画を一本投稿する。

何かを一つ販売してみる。

興味のある仕事について調べてみる。

休日に新しいことを体験してみる。

それだけでも、毎日会社と家を往復する生活の中に新しい道ができます。


サラリーマンの外側に小さな自分の世界を作る

私はこれから、

サラリーマンを続けるか。

サラリーマンを辞めるか。

という二択で考えるのではなく、

サラリーマンをしながら、会社の外にも自分の世界を作る

という生き方をしてみたいと思っています。

会社では会社の仕事をする。

でも家に帰ったら、自分の仕事をする。

誰かから指示されたわけでもない。

やらなくても怒られない。

成果が出なくても給料が減るわけでもない。

それでも自分がやりたいからやる。

そんな活動を少しずつ積み重ねていく。

その先で月100円になり、

1000円になり、

1万円になり、

いつか会社員以外の収入が育っていくかもしれません。

もちろん何も起こらない可能性もあります。

それでも、自分で考えて行動した経験は残ります。

20年以上サラリーマンを続けてきたからこそ、これからは少し違うこともやってみたい。

人生はまだ続きます。

同じ電車に乗り続けることもできます。

途中の駅で降りてみることもできます。

違う路線へ乗り換えることもできます。

今すぐ会社員を辞める必要はありません。

でも、

自分にはこの生き方しかない

と決めつける必要もありません。

サラリーマンという生き方に少し飽きてきたなら、それは新しいことを始めるタイミングなのかもしれません。

明日も会社へ行く。

それでもいい。

その代わり今日、会社とは関係のない何かを一つ始めてみる。

その小さな一歩が、何年後かの自分に新しい選択肢を作ってくれるのだと思います。

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