人間関係が嫌で会社を辞めても、サラリーマンの人間関係はまた始まる

サラリーマンの人間関係 サラリーマンについて

仕事をしていると、どうしても人と関わる必要があります。

上司、先輩、後輩、同僚、取引先。

一人で黙々と仕事をしているつもりでも、完全に誰とも関わらずに働くのは難しいものです。

そして人と関われば、考え方が違ったり、仕事の進め方が違ったり、なんとなく性格が合わなかったりします。

人間関係が嫌で会社を辞めたい。

そう思うことがあっても不思議ではありません。

ただ、最近思うことがあります。

人間関係が嫌で会社を辞めても、次の会社でまた人間関係が始まるんですよね。

会社は変えられます。

仕事内容も変えられます。

給料も変わるかもしれません。

でも、人と働くという部分はなかなか変わりません。


学生のアルバイト時代が一番人間関係が嫌だった

私がこれまで働いてきた中で、一番嫌だった人間関係は学生時代のアルバイトでした。

飲食店でアルバイトをしていた時、2歳年上の先輩アルバイトがいました。

今考えると、かなりパワハラ気質の人でした。

食べ物の提供が少し遅れただけでイライラ。

忙しくなってくると、さらにイライラ。

そして地面を足でダンダンと踏みながら、早くしろと急かしてきます。

こちらも遊んでいるわけではありません。

一生懸命やっているのですが、まだ仕事に慣れていないので思うように動けません。

それでも横から圧をかけてくる。

この人と一緒のシフトの日は、アルバイトに行く前から嫌な気分になっていました。

いつ辞めよう。

今日辞めようか。

そんなことを何度も考えていました。


サラリーマンになった今なら少し違う見方もできる

当時はただ怖い先輩としか思っていませんでした。

ただ、今になって考えると、その人はその人で仕事に一生懸命だったのかもしれません。

アルバイトとはいえ、お客さんを待たせたくない。

料理を早く提供したい。

店をうまく回したい。

そんな気持ちが強すぎて、周りに当たってしまっていたのでしょう。

もちろん、だからといって足をダンダン踏んで人を急かしていいわけではありません。

仕事に一生懸命であることと、他人に威圧的な態度を取ることは別問題です。

ただ、サラリーマンとして働くようになってからは、嫌な人にも嫌な人なりの事情があるのだろうなと思うようになりました。

仕事に追われている。

上司から怒られている。

本人にも余裕がない。

単純にそういう性格なのかもしれない。

理由はいろいろあります。

相手の事情を理解したところで好きになれるわけではありません。

ただ、嫌な人の言動を全部自分の問題として受け止める必要もないと思えるようになりました。


それでもアルバイトを辞めなかった理由

そんな先輩がいたのに、私は結局アルバイトを続けました。

続けているうちに仕事にも慣れてきました。

できることが増えてくると、少しずつ先輩から認められるようにもなりました。

すると、以前のように強く当たられることも減ってきました。

それでも鋭い目つきで見られるので、その人と一緒のシフトは最後まで苦痛でした。

では、なぜ辞めなかったのか。

今考えると理由は単純です。

他の人との人間関係は悪くなかったからです。

嫌な人が一人いる。

でも、普通に話せる人もいる。

一緒に働いて楽しい人もいる。

だから続けられたのだと思います。

もし職場にいる全員との人間関係が嫌だったら、たぶん辞めていました。


サラリーマンの職場に嫌な人が一人いるのは珍しくない

会社にはいろいろな人がいます。

10人いれば10通り。

100人いれば100通りの考え方があります。

その中で全員と気が合うという方が難しいでしょう。

学校でも同じだったと思います。

30人、40人のクラスメイトがいて、全員と仲が良かった人はそれほど多くないでしょう。

よく遊ぶ友達が2人、3人いて、普通に話す人が何人かいて、ほとんど話さない人もいる。

そして、ちょっと苦手な人もいる。

会社も似たようなものなのかもしれません。

会社に入った途端、全員と仲良くしなければならないような気持ちになりますが、そんな必要はないと思っています。

仕事が普通にできる程度の関係で十分な人もいます。


人間関係で会社を辞めるサラリーマンについて考える

人間関係が原因で会社を辞める人は珍しくありません。

もちろん、本当に耐えられないほどのパワハラや嫌がらせがあるなら、無理にその会社に残る必要はないと思います。

逃げた方がいい環境はあります。

ただ、嫌な人が一人いるという理由だけで転職すると、次の会社でも似たような人が現れる可能性があります。

転職先には転職先の上司がいます。

先輩がいます。

同僚がいます。

取引先も変わります。

新しい人間関係がゼロから始まります。

今の会社で苦手な人から離れられても、次の会社で別の苦手な人に出会うかもしれません。

人間関係から完全に逃げ切るのは、サラリーマンとして働いている限り難しいのだと思います。


職場全員と仲良くする必要はない

私は職場全員と仲良くする必要はないと思っています。

むしろ全員と仲良くしようとすると疲れます。

気が合う人とは普通に話す。

苦手な人とは仕事に必要な範囲だけ話す。

嫌な人とは可能な限り距離を取る。

それくらいでいいのではないでしょうか。

学生時代のアルバイトでも、嫌な先輩以外の人とは普通に働くことができました。

だから続けられました。

会社でも同じです。

たった一人の嫌な人のために、会社全体を嫌いになる必要はありません。

自分の中で人間関係を分けて考えるだけでも、少し楽になることがあります。


サラリーマンは人間関係にも逃げ道を作っておく

会社の人間関係が苦しくなる原因の一つは、その世界だけがすべてになってしまうことだと思います。

会社で嫌われたら終わり。

上司とうまくいかなかったら終わり。

同僚の輪に入れなかったら終わり。

そんなことはありません。

会社を一歩出れば、会社の人間関係とは関係のない世界があります。

家族でもいい。

昔からの友人でもいい。

趣味でもいい。

副業でもいい。

一人で楽しめることでもいいと思います。

会社以外の世界を持っていると、職場の嫌な人の存在が少し小さくなります。

私自身も、サラリーマンだけが自分のすべてにならないように、仕事以外のことにも取り組むようになりました。

会社の中ではうまくいかない日もあります。

それでも会社の外で何か一つ前に進めば、その日は全部ダメだったわけではありません。


人間関係が嫌なサラリーマンは会社を辞める前に一度考えてみる

会社を辞めること自体が悪いわけではありません。

本当に嫌なら辞めればいいと思います。

ただ、人間関係を理由に辞めようと思った時は、一度だけ考えてみてもいいかもしれません。

嫌なのは会社全体なのか。

それとも特定の一人なのか。

普通に話せる人は一人もいないのか。

仕事そのものまで嫌いなのか。

ここを分けて考えると、自分が本当に会社を辞めたいのかが少し見えてきます。

人間関係が嫌だから会社を辞める。

そして次の会社へ行く。

そこには、また新しい人間関係があります。

おそらく一生、気の合わない人は現れます。

だったら全員に好かれようとするより、嫌な人とうまく距離を取る方法を身につける。

それもサラリーマンとして長く働くための一つの能力なのかもしれません。

嫌な人が一人いるからといって、自分の人生までその人中心に動かす必要はありません。

会社を辞めるという大きな決断をする前に、まずは少し距離を取ってみる。

それでもダメなら、その時に次を考えればいい。

人間関係を完璧にすることよりも、人間関係に振り回されすぎないこと。

長いサラリーマン生活では、そちらの方が大切なのではないかと思っています。

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