6月のカブトムシの生活 〜夏の始まりを感じる瞬間〜

カブトムシ

羽化したばかりのカブトムシは意外と食べない

6月に入り、我が家のカブトムシたちが続々と地上へ出てきました。

羽化したばかりのカブトムシは、意外にも昆虫ゼリーをあまり食べません。

「大丈夫かな?」

と心配になるほど食べないこともあります。

ところが数日すると状況は一変します。

今まで見向きもしなかった昆虫ゼリーに頭を突っ込み、驚くほどの勢いで食べ始めます。

昨日まで食べなかったのに、今日はゼリーが空っぽ。

そんな変化を見るのも飼育の楽しみのひとつです。

羽化直後は体を休ませ、活動の準備をしているのかもしれません。

カブトムシの多頭飼育は意外と難しい

カブトムシは見た目こそ力強く格好いいですが、同じケースでたくさん飼育すると問題も起こります。

最初は仲良く見えても、しばらくすると喧嘩が始まります。

カブトムシは他の虫に出会うと、本能的に角を使って相手を蹴散らそうとします。

エサ場の取り合いだったり、縄張り争いだったり。

ケースの中では毎晩のように小さな戦いが繰り広げられています。

多頭飼育をしすぎると、6月後半には角や脚を傷つけてしまう個体も出てきます。

傷が原因で体力を消耗し、7月頃に星になってしまう子もいます。

そのため、できる限り個別ケースで飼育した方が長生きしやすくなります。

環境が良ければ11月頃まで元気に生きるカブトムシもいます。

少し手間は増えますが、長く付き合うためには大切なポイントです。

夏の訪れを知らせるカブトムシ

6月後半になると、今度は恋の季節が始まります。

オスはメスのお尻を追いかけてケースの中を走り回ります。

一生懸命な姿は見ていて思わず笑ってしまいます。

また、羽化したばかりのカブトムシは金色の産毛のようなものに覆われています。

黒く輝く成虫とは違う、特別な美しさがあります。

この時期しか見ることのできない姿です。

仕事から帰宅してケースをのぞき込むと、地上に出てきたカブトムシたちが活動しています。

その姿を見ると、

「ああ、今年も夏が来たな」

と感じます。

サラリーマンとして毎日仕事に追われていますが、カブトムシの世話をしている時間だけは童心に戻れます。

夏の短い命を懸命に生きるカブトムシたち。

そんな姿を眺めるのは、今でも変わらない男のロマンです。

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