社内ニートになったサラリーマンの経験|仕事がない時間に何をするかでその後が変わる

社内ニートになったサラリーマン サラリーマンについて

私は過去に、いわゆる社内ニートになった時期があります。

会社には毎日出社する。
給料も普通にもらえる。
営業なので一応担当している取引先もある。

でも、一日を通してやることがほとんどない。

今考えると、なかなか不思議なサラリーマン生活でした。

ただ、私だけが仕事を与えられていなかったわけではありません。
周りの人も似たような環境だったので、社内で一人だけ取り残されているような疎外感はありませんでした。

だからこそ、それなりに普通に過ごせてしまったのだと思います。

そんな社内ニート時代に私が何をしていたのか。
そして今になって思うことを書いてみたいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

社内ニートになったサラリーマンにも仕事はあった

社内ニートと言っていますが、本当に何も仕事がなかったわけではありません。

営業として担当していた取引先の中に、一社だけ仕事になる会社がありました。

逆に言えば、その一社しかありませんでした。

そのため、その会社にはかなりベッタリと入り込んで仕事をさせてもらいました。

売上になる仕事だけではありません。

これをやったからいくら売上が上がったというようなことではなく、その会社の社員かと思うくらい色々なことを手伝っていました。

一週間のうち二日、三日は、その会社の人と一緒に仕事をしていました。

社内ニートという言葉を聞くと、会社から仕事を与えてもらえず、ただ座っている人を想像するかもしれません。

もちろんそのようなケースもあると思います。

ただ、仕事が少ない環境でも、自分で仕事を見つけられる人と見つけられない人では結構違うのではないかと思います。

私は一社しか担当をあてがわれなかったという意味で、自分のことを社内ニートだったと思っています。

一社しかなくても、その一社でできることを探していました。

それでも一週間すべてが埋まるわけではありません。

残りの二日、三日は、本当にやることがありませんでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

残りの取引先十社を回って時間を使う

その他にも十社ほど取引先を担当していました。

ただ、取引先とは言っても、もう商売の縁がほとんど切れているような会社ばかりでした。

昔は私の勤めている会社と取引があった。

しかし業態が変わっていたり、経営者が高齢になって廃業間近だったり、そもそも私が営業しているサービスを使う必要がなくなっていたりしました。

私はとりあえず、一カ月に一回は訪問すると決めました。

訪問してもほとんど世間話です。

最近どうですか。
暑いですね。
忙しいですか。

そんな話をして終わります。

一年に一度くらい商売の相談をもらえることもありましたが、最終的には見送り。

営業として売上につながることはほとんどありませんでした。

しかも十社程度なので、本気で回れば二日もあれば全部回れてしまいます。

それでも当時の私は、仕事はしようとしていた気がします。

周りにも同じように仕事が少ない人がいました。

ただ、仕事がない環境が続くと、やはり腐ってしまう人もいました。

電話がかかってきたら対応する。

それ以外は自分から何もしない。

仕事がないから何もしないのか、何もしないから仕事がなくなっていくのか。

今考えると、この違いは結構大きかったように思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

社内ニートのサラリーマンが新規開拓を始めた

取引先を回っても時間が余ります。

さすがに毎日何もしないわけにもいきません。

取引先がないなら、自分で探してみよう。

そう考えて、新規開拓のリストを作り始めました。

周りに新規開拓リストを作っている人はいませんでした。

そのため、誰かに教えてもらったわけでもありません。

この会社ならサービスを使ってくれるかもしれない。
ここなら話を聞いてくれるかもしれない。

そんなことを考えながら会社を探してリストを作り、実際に飛び込み営業をしました。

飛び込み営業が好きなサラリーマンは、あまりいないと思います。

私も好きではありません。

知らない会社に突然入って、営業に来ましたと言う。

普通に考えれば嫌です。

ただ、その当時はあまり飛び込み営業を経験したことがありませんでした。

やることもない。

だったら経験として一回やってみるか。

そんな感覚でした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

飛び込み営業で営業の基本を考えるようになった

実際に飛び込み営業をすると、予想通りでした。

むげに断られる。
煙たがられる。
話も聞いてもらえない。

お払い箱になることがほとんどです。

しかし、中には話を聞いてくれる会社もありました。

今考えると、契約につながるかどうか以上に、この経験は営業の練習になったと思います。

会社に入る前に、

最初に何を話そうか。
どういう言い方をしたら少しでも話を聞いてくれるだろうか。
この会社には何を提案したらいいのだろうか。

そんなことを一人で考えるようになりました。

誰かに営業研修をしてもらったわけではありません。

仕事がなかったから、自分で営業の基本を考える時間ができました。

飛び込み営業を続けていると、実際にサービスについて相談してもらえることも出てきました。

小さなサービスでしたが、購入してもらうこともできました。

何もないところから自分で見つけた取引だったので、金額以上に嬉しかった記憶があります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

社内ニートのサラリーマンが腐りかけた出来事

その後、飛び込み営業で見つけた会社から、大きなサービスについて相談をもらいました。

せっかくなので本格的に取引できないかと社内で検討することになりました。

ところが、そこで話が止まりました。

その会社には変な噂がある。

そんな話が社内で出てきたのです。

私は、噂だけで判断しないでほしいと上司には伝えました。

しかし会社としての判断なので、今後の大きな取引は不可という回答になりました。

せっかく自分でリストを作った。
飛び込み営業をした。
何度か話をした。
ようやく大きな仕事につながりそうになった。

それなのに最後は会社の判断で話がなくなる。

さすがに、この時は腐りかけました。

何のために飛び込み営業までしたのだろうと思いました。

それでも腐っていても時間は過ぎていきます。

会社に行かなければならないことも変わりません。

それなら、また何かできることを探すしかありませんでした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

仕事がなくなりネットを見る時間が増えた

色々やってみても、まだ時間は余りました。

そして最後は、ネットを見る時間が増えていきました。

ユーチューブを見る。
ネットゲームをする。
ネットサーフィンをする。

会社のパソコンでネットを見ながら時間が過ぎるのを待つ。

確かに時間は潰れました。

一日を終わらせるという目的だけで考えれば成功です。

しかし今振り返ると、この時間から自分の身になったものはほとんどありません。

朝会社に来て、

今日は何をしよう。

と考える。

仕事がない。

ネットを見る。

昼になる。

午後もネットを見る。

定時になったら帰る。

当時は仕事がないことのつらさばかりを考えていましたが、今思うともったいない時間だったなと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

社内ニートのサラリーマン時代に勉強しておけばよかった

今になって一番思うのはこれです。

せっかく時間があったのだから、もっと色々なことをやっておけばよかった。

資格の勉強でもよかった。
仕事に関係する知識を身につけてもよかった。
パソコンの勉強でもよかった。
本を読むだけでもよかったと思います。

一日八時間すべてを仕事以外のことに使うわけにはいきません。

それでも、一日一時間でも勉強していたらどうなっていたでしょうか。

一年で約二百時間。

二年なら約四百時間です。

それだけあれば、何か一つくらいはかなり詳しくなれたはずです。

当時の私は、時間があることをチャンスとは思っていませんでした。

ただ暇だと思っていました。

暇な時間をどうやって潰そうかと考えていました。

今なら少し違います。

時間を潰すのではなく、時間を使う。

似ているようで全然違います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

仕事がない時期もサラリーマン人生の一部になる

サラリーマンを長くやっていると、忙しい時期もあれば暇な時期もあります。

朝から晩まで働いても仕事が終わらない時もあれば、本当に何もすることがない時もあります。

自分で仕事量を完全に決められないところが、サラリーマンの難しいところです。

だからこそ、暇になった時に何をするかは意外と大事なのだと思います。

私の社内ニート時代も、すべてが無駄だったとは思っていません。

一社にベッタリ入り込んで仕事をした。
商売にならない取引先にも訪問した。
自分で新規開拓リストを作った。
嫌だった飛び込み営業も経験した。
小さいながら自分で新しい仕事も取った。

仕事がなくても、自分から動けば何かしら経験は増えます。

ただ、ネットを眺めていた時間については、やっぱりもったいなかったと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

社内ニートになったら時間を捨てない

もし今、会社で仕事がなくて暇だというサラリーマンがいたら、少しだけ伝えたいことがあります。

暇な時間は永遠には続かないと思います。

私もその後、仕事の環境は変わりました。

忙しくなれば、

あの頃は時間があったな。

と思う日が来るかもしれません。

その時に後悔しないためにも、仕事がない時期に小さく何かを始めておくのは悪くありません。

資格を一ページ勉強する。
仕事に使えそうなことを調べる。
エクセルを覚える。
文章を書く。
自分の仕事を振り返る。

何でもいいと思います。

一日で人生が変わるようなことをする必要はありません。

私自身、社内ニート時代にもっと時間の大切さに気づいていたら、もう少し色々なことができたと思っています。

だから今は、少しでも時間があれば何か積み上げたいと思うようになりました。

会社から仕事を与えられないことは、自分ではどうしようもない場合があります。

しかし、その時間をどう使うかは少しだけ自分で決められます。

社内ニートになった経験があったからこそ、今はそう思います。

暇だから今日も一日ネットを見て終わる。

それも一日です。

暇だから今日は一つだけ新しいことを覚えて帰る。

それも同じ一日です。

どうせ同じ一日なら、ほんの少しでも未来の自分に残るものを作っておいた方がいい。

社内ニートだった当時の自分に今声をかけられるなら、私はそう伝えたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました