noteを見ていると、副業や収益化について発信している人をよく見かけます。
月○万円稼げました。
初心者でもできます。
会社員でもできる副業です。
そんな記事を読んでいると、サラリーマンとして給料以外の収入が欲しい私としては、当然気になります。
実際に読んでみると、結構ちゃんとしたことが書いてあります。
なるほど。
こうやって読者を集めるのか。
こうやって商品につなげるのか。
最初に見たときは、ちょっと目から鱗でした。
ところが、いろいろなアカウントを見るようになると、あることに気づきました。
アカウントは違うのに、やっていることがほとんど同じなのです。
サラリーマンの私が気づいた共通する販売ルート
よく見かけるのが、こんな流れです。
記事
↓
固定記事
↓
無料プレゼント
↓
メルマガ
↓
商品
最初の記事では、読者が気になる副業や収益化の話をします。
そして、もっと詳しく知りたい人を固定記事へ誘導。
固定記事を読むと、無料プレゼントがあります。
無料ならちょっと見てみようかな。
そう思って進むと、メールアドレスなどを登録することになります。
そこから数日間、メルマガが届きます。
そして最終的に商品が紹介される。
きれいな流れです。
私はマーケティングの仕事をしていることもあり、この仕組み自体には結構興味を持ちました。
無料で価値を提供して、少しずつ信頼関係を作ってから商品を紹介する。
いきなり買ってくださいと言われるより、はるかに自然です。
実際にメルマガへ登録してみた
怪しいと思うなら登録しなければいいのですが、私は気になったので登録してみました。
すると、数日間メールが届きました。
これが意外と参考になります。
最初から商品を売り込んでくるわけではなく、副業や情報発信について役立つ内容が送られてきます。
普通に勉強になる部分もありました。
無料でここまで教えてくれるのか。
そんなことも思いました。
当然、これは後の商品販売につなげるためのものなのでしょう。
それでも、無料部分だけでも参考になることはあります。
ここまでは、よく考えられたマーケティングだなと思っていました。
問題は、その後です。
サラリーマンが感じた違和感は同じ仕組みの多さ
noteを見続けていると、別の副業系アカウントが目に入ってきます。
読んでみる。
あれ?
また固定記事がある。
無料プレゼントがある。
登録するとメルマガが届く。
さらに別の人を見る。
また同じ。
もちろん細かい内容は違います。
文章も違いますし、商品も違います。
でも大きな流れがものすごく似ています。
一人だけなら、よく考えられた販売方法だと思います。
二人、三人、四人と同じようなやり方を見ていると、今度は別の感情が出てきました。
これ、みんな同じことをやっていないか?
最初に感じた目から鱗感が、だんだん薄れていきました。
副業ノウハウを買った人が副業ノウハウを売る
さらに気になったのが、何を売っているのかという部分です。
副業で収益を得たい人に対して、副業で収益を得る方法を販売する。
購入した人がその方法を実践する。
そして、その人も副業で収益を得たい新しい人にノウハウを販売する。
その新しい人が、さらに次の人へ販売する。
もちろん、すべてがそうだと言うつもりはありません。
それぞれ独自の経験や知識を販売している人もいるでしょう。
ただ、外から眺めていると、
副業で稼ぎたい人に、副業で稼ぐ方法を売り、その人がまた副業で稼ぐ方法を売る。
そんなループに見えることがあります。
これをずっと眺めていると、ある種のネズミ講のようにも見えてきました。
ただし、実際のネズミ講とは仕組みが違います。
商品やノウハウそのものに価値があり、購入者が納得して買っているのであれば、普通の情報販売です。
だから、仕組みそのものを否定したいわけではありません。
私が感じたのは、あくまで見た目の違和感です。
サラリーマン副業として成立する理由も分かる
一方で、この仕組みが成立する理由も分かります。
noteには毎日のように新しい人が入ってきます。
その中には、
副業を始めたい。
noteで収益化したい。
会社の給料以外に収入が欲しい。
そんな人もいるでしょう。
その人にとっては、何年も前から使われている方法でも初めて見る情報です。
私自身も最初に見たときは新鮮に感じました。
つまり、新しい人が入ってくる限り、一定の需要は存在するのかもしれません。
さらに、実際にノウハウを使って収益が発生しているのであれば、完全な嘘とも言えません。
教えられた方法で情報を販売して、本当に売れた。
そうなれば、購入者にとっては結果が出たことになります。
このあたりが面白くもあり、難しいところです。
私が求めているサラリーマン副業とは少し違った
では、私もこの方法をやりたいか。
ここで考えてしまいました。
私が副業で欲しいのは、単純にお金だけではありません。
もちろんお金は欲しいです。
めちゃくちゃ欲しいです。
貧乏サラリーマンなので、給料以外から毎月お金が入ってきたらうれしい。
ただ、
副業で稼ぎたい人を集める
↓
稼ぎ方を教える
↓
その人がまた稼ぎ方を販売する
この輪の中に入ることが、自分のやりたい副業なのか。
そこには少し疑問を感じました。
私はブログを書いたり、AIで音楽を作ったり、自分で作ったものが誰かに見られたり、聴かれたりして、その結果として収益につながる方が面白い。
時間はかかるかもしれません。
効率も悪いかもしれません。
それでも、自分にはそちらの方が合っている気がします。
情報商材から学べるマーケティングはある
だからといって、情報商材の販売方法から何も学ばないのはもったいないと思います。
記事から固定記事へ誘導する。
無料で価値を提供する。
一度で商品を売ろうとしない。
何度か接触して信頼を作る。
興味のある人だけを次の場所へ誘導する。
これは普通にマーケティングとして勉強になります。
商品そのものを真似する必要はありません。
販売の仕組みだけ、自分の副業に応用することはできます。
例えばブログの記事を読んでもらい、関連記事へ誘導して、YouTubeを見てもらう。
YouTubeから自分の作品を知ってもらう。
最終的に何か収益につながる。
売るものが情報商材でなくても、考え方は使えます。
サラリーマン副業は自分が納得できる方法を選びたい
副業について調べていると、どうしても稼げる方法に目が行きます。
月5万円。
月10万円。
月100万円。
数字が大きくなるほど気になります。
でも、サラリーマンが副業を続けるなら、稼げるかだけではなく、自分がその方法を続けたいと思えるかも大事なのではないでしょうか。
本業が終わったあとに取り組むのです。
ただでさえ疲れています。
その貴重な時間を使ってまでやりたいことなのか。
私は今回、noteの副業系の記事を追いかけ、実際にメルマガにも登録してみたことで、逆に自分のやりたいことが少し見えました。
情報商材を売ることではなく、そこに使われているマーケティングの考え方を、自分のブログや作品に取り入れてみる。
これならやってみたい。
他人の副業を見て、怪しいで終わらせるだけなら何も残りません。
なぜこの仕組みで売れるのだろう。
自分の副業に使える部分はないだろうか。
そんな視点で眺めてみると、怪しいと感じた世界からでも学べることは結構あります。
結局、副業に正解はないのだと思います。
誰かの稼ぎ方をそのままコピーするのではなく、仕組みを学び、自分のやり方に変えていく。
サラリーマンの副業は、そのくらい遠回りでもいいのかもしれません。




コメント