経営者と労働者は同じ人間なのに、なぜ収入はここまで違うのか。

経営者と労働者の違い サラリーマンについて

毎日働いていると感じる、どうしても納得できないサラリーマンが感じる理不尽

サラリーマンとして働いていると、さまざまな会社の人と接する機会があります。

大企業、中小企業、零細企業。

業種も規模も違いますが、会社の中を見ていると、あることに気が付きます。

経営者と労働者は同じ人間なのに、お金の入り方がまるで違うということです。

もちろん経営者には責任があります。

会社が倒産すれば、その責任を負うことになります。

だから収入が高いこと自体を否定したいわけではありません。

ただ、現実を目の当たりにすると、どうしても理不尽さを感じてしまう瞬間があるのです。

サラリーマンが見た零細企業の現実

私が仕事で関わった会社に、従業員が10人ほどの零細企業がありました。

一見すると普通の会社です。

しかし、その会社には大きな特徴がありました。

本業だけではなく、複数の不動産を所有していたのです。

その不動産収入が非常に大きく、本業以上の利益を生み出していました。

さらに別の事業もいくつか行っており、会社全体としては非常に安定した経営を続けています。

社長は親から会社を引き継いだ一人株主。

つまり会社の利益は、そのまま社長の利益につながります。

年収は数千万円。

一方で、現場を支える従業員は年収数百万円。

この差を見たとき、私は何とも言えない気持ちになりました。

サラリーマンが一生懸命働いても収入は変わらない

もっと衝撃だったのは仕事量です。

会社を実際に動かしているのは従業員でした。

朝から夕方まで働き、取引先とやり取りをし、現場を回し、売上を作っています。

社長はというと、もちろん判断をする場面はありますが、日常業務のほとんどは従業員任せ。

極端に言えば、ほとんど仕事をしていないように見える日もありました。

それでも毎年数千万円の収入。

一方で汗を流している従業員は数百万円。

仕事量と収入が比例していない。

そんな現実を目の前で見ると、努力だけでは越えられない壁があることを思い知らされます。

持っているものが違うだけで人生は変わる

この会社を見ていて思ったのは、能力の違いだけではないということです。

社長が会社をゼロから作り上げたわけではありません。

親から会社を引き継ぎ、資産を引き継ぎ、不動産も引き継いでいました。

スタート地点が違う。

それだけで人生はここまで変わるのか。

努力だけでは説明できない現実があります。

もちろん親が築いた会社を守ることも簡単ではありません。

しかし、何も持たずに社会へ出たサラリーマンから見ると、その差はあまりにも大きく映ります。

サラリーマンにはない「会社のお金」という考え方

さらに大きな違いがあります。

それは支出です。

サラリーマンは車が欲しければ、自分の給料から購入します。

スマートフォンも自分で契約します。

誰かと飲みに行けば、自分の財布からお金を払います。

ところが経営者は違います。

会社名義で車を購入することもあります。

携帯電話も会社契約。

取引先との食事であれば、経費として処理できる場合もあります。

もちろん何でも経費になるわけではありません。

税務上のルールはあります。

それでも、仕事に必要な支出を会社のお金で賄える場面が多いのは事実です。

すると何が起こるのでしょうか。

自分の財布からお金が減りにくくなるのです。

お金が増える人は、使うお金まで違う

年収が数千万円ある。

しかも日常の支出の一部は会社が負担する。

そうなると、自分の口座のお金は自然と増えていきます。

一方でサラリーマンは、税金や社会保険料が引かれた給料の中から生活費を支払います。

住宅ローン。

教育費。

車。

保険。

食費。

毎月お金が出ていき、思うように貯金が増えません。

同じ24時間を生きているのに、お金の流れそのものが違うのです。

サラリーマンは落ち込む必要はない

この記事を読んで、

「やっぱりサラリーマンは損だ。」

そう感じる人もいるかもしれません。

しかし、落ち込む必要はありません。

なぜなら、この現実を知ること自体に意味があるからです。

世の中には、

時間を売って収入を得る人。

資産を持って収入を得る人。

会社を持って収入を得る人。

株を持って収入を得る人。

収入の仕組みは一つではありません。

サラリーマンとして働くことは決して悪いことではありません。

安定した収入があり、社会保険もあり、毎月給料が振り込まれる安心感があります。

ただ、それだけに頼っていると、大きな資産を築くのは難しいという現実もあります。

サラリーマンだからこそ考えたいこと

私がこの記事で伝えたいのは、経営者を批判したいわけではありません。

社長には社長の苦労があります。

会社を維持し、従業員の生活を守る責任があります。

だから高い収入を得る資格は十分あるでしょう。

しかし、その一方で、労働者との格差が現実として存在することも事実です。

この現実を知ったうえで、自分はどう生きるのか。

副業に挑戦するのか。

投資を始めるのか。

資格を取るのか。

それとも会社員として専門性を高めるのか。

何もしなければ、10年後も20年後も同じ景色が続くかもしれません。

まとめ|サラリーマンは現実を知ることから始めよう

経営者と労働者。

同じ人間なのに、収入も資産も、お金の使い方も大きく違う。

それは能力だけではなく、持っている資産や仕組みの違いでもあります。

この現実を知ると理不尽さを感じることもあります。

私自身も何度もそう思いました。

それでも現実から目を背けても何も変わりません。

だからこそ、サラリーマンとして働く私たちは、自分の給料だけに依存しない生き方を少しずつ考えていく必要があります。

人生は一度きりです。

誰かの資産を増やすためだけに働き続けるのか。

それとも、自分自身の資産や収入の仕組みを少しずつ作っていくのか。

その選択が、10年後の自分を大きく変えるのかもしれません。

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