還暦を過ぎてからゲームに挑戦する人

サラリーマンについて

サラリーマンは「年齢で可能性を閉じなくていい」

取引先に、還暦を過ぎてからゲームにハマった人がいます。

単身赴任で一人暮らし。
仕事はマーケティングをやっていたり、営業をやっていたり、人と会えば何時間でも話してしまうようなおしゃべりなおじさんです。

車も好きな人でしたが、ある日突然、

「ハンコンとPS5が届くんだよ」

と嬉しそうに話していました。

還暦を過ぎた人から突然出てくる言葉ではない。

普通なら、
「もう歳だから」
「ゲームなんて若い人のもの」
「設定が難しそう」
そんな言葉が先に出てきそうです。

でも、その人は違いました。

新しい世界に飛び込もうとしていた。

その姿が、ものすごく輝いて見えました。

サラリーマンを長くやっていると、
「年齢相応」
「立場相応」
「もう落ち着く年齢」
そんな空気に囲まれていきます。

挑戦することより、
失敗しないことが求められる。

でも本来、人間は何歳になっても新しいことを始めていい。

その取引先の人を見ていると、
そんな当たり前のことを思い出させてくれます。

深夜まで設定を続ける還暦のおじさんがかっこよかった

後日、その人に話を聞くと、
ハンコンとPS5が届いてから、深夜までずっと設定していたらしい。

接続がうまくいかなかったり、
ゲーム側の設定が難しかったり、
何時間も格闘していたそうです。

結局、まともに走り出せるまで数日かかったらしい。

普通なら途中で諦めそうなものです。

「もうわからん」
「面倒くさい」
「誰かやってくれ」

そう言ってしまいそうなのに、
その人は自分で試行錯誤していた。

還暦を過ぎた人が、
夜中までレーシングゲームの設定をしている。

その光景を想像すると、なんだかとてもかっこいい。

もちろん、
「設定しに行ってあげましょうか?」
と言えば助かったかもしれません。

でも、おそらくその人は、
子供のように目を輝かせながら、
説明書を見て、
ネットで調べて、
配線をいじって、
試していたと思います。

だから、こちらが入る余地はなかった気がします。

自分で新しい世界を開拓している時間。

それはきっと、
面倒な時間ではなく、
最高に楽しい時間だったのだと思います。

大人になると、
効率ばかり求めてしまう。

最短ルートで結果を欲しがる。

でも、本当に楽しい時間というのは、
意外と遠回りの中にあるのかもしれません。

サラリーマンこそ「遊び」に本気になったほうがいい

サラリーマンをやっていると、
仕事の責任や立場が増えていきます。

気づけば、
「無駄なことをしない」
「失敗しない」
「効率よく生きる」
そんな考え方ばかりになっていく。

もちろん大切なことです。

でも、その反面、
心が少しずつ老けていく気もします。

還暦を過ぎてゲームに挑戦したその人には、
少年みたいな空気がありました。

世界中のコースを走り回って、
車をセッティングして、
「あのコース難しいんだよ」
と楽しそうに話している。

仕事の肩書きではなく、
純粋に「遊び」を楽しんでいる。

これってすごく大事なことだと思います。

サラリーマンは、
どうしても会社の中で評価されることを考えてしまう。

でも人生は会社だけではない。

趣味に熱中したり、
ゲームにハマったり、
虫を育てたり、
音楽を作ったり、
文章を書いたり。

そういう「自分の世界」がある人は強い。

会社で嫌なことがあっても、
帰る場所がある。

心が全部仕事に支配されない。

還暦を過ぎてから新しい趣味を始める人を見ると、
人生はまだまだ広がるんだなと思います。

「自分の車」より「孫」を優先する姿もまたかっこいい

その人は元々車が好きです。

だから本当なら、
自分の車を買って楽しみたい気持ちもあるみたいです。

でも今は、
孫のために何か買ってあげたいらしい。

だから自分は、
ゲームのレースで満足していると言っていました。

その話を聞いた時、
なんだかすごく大人だなと思いました。

若い頃は、
自分の欲しいものを追いかける。

でも年齢を重ねると、
誰かの喜ぶ顔のためにお金を使いたくなる。

それもまた人生の豊かさなのかもしれません。

とはいえ、
完全に我慢しているわけでもない。

ちゃんと自分の楽しみも持っている。

現実では高級車を何台も持てなくても、
ゲームの世界なら世界中の車に乗れる。

世界のサーキットを走れる。

そうやって、
自分の夢を別の形で楽しんでいる。

なんだかその生き方が素敵でした。

年齢を重ねると、
「もう遅い」
と言う人が増えていきます。

でも本当は、
人生は最後まで自由なのかもしれません。

こんな還暦後の生活を送りたい

その人を見ていて、
自分もこんな歳の取り方をしたいと思いました。

新しいものに興味を持ち、
ワクワクし、
深夜まで設定に苦戦して、
それすら楽しめる大人。

何歳になっても、
「面白そう」
と思える感覚を持っている人。

それは本当にかっこいい。

サラリーマンを長く続けていると、
どうしても疲れてしまう時があります。

仕事に慣れ、
毎日がルーティンになり、
刺激が減っていく。

でも、
新しいことに挑戦する人を見ると、
人生はまだまだ広がるんだと思えます。

しかも、
その挑戦は別に大きなことでなくていい。

ゲームでもいい。
カメラでもいい。
昆虫飼育でもいい。
ギターでもいい。
ブログでもいい。

大事なのは、
「自分がワクワクできるか」。

還暦を過ぎてから、
PS5とハンコンを買って、
世界のコースを走り回っているその人。

きっと今、
ものすごく楽しい時間を過ごしていると思います。

そして、その楽しそうな姿を見ているこちらまで、
少し元気をもらっています。

こんな素敵な人と出会えたことに感謝です。

サラリーマンをやっていると、
仕事の知識だけではなく、
「人の生き方」から学ぶことが本当に多い。

まだまだ人生は長い。

だからこそ、
何歳になっても、
新しいことに挑戦できる人でいたいと思いました。

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