会社の集団生活には敵が必要なのか?悪口とイジメに疲れるサラリーマンが考えたこと

会社の集団生活に敵は必要なのか? サラリーマンについて

会社という場所は、仕事をする場所であると同時に、毎日同じようなメンバーと過ごす集団生活の場所でもあります。

そこで働いていると、どうしても出てくるのが人間関係の問題です。

誰かの悪口を言う人がいる。

そして、一人が言い始めると、

そうそう、あの人ってそういうところあるよね。

と、さらに話に乗ってくる人が出てくる。

気づけば一人の人が、その場にいないところで話題の中心になっている。

こういう場面を何度も見ていると、

次は自分なんじゃないか。

そんなことを考えてしまいます。

私も結構ビクビクしながら会社生活を送っています。


会社でも起こるイジメの原理

学校を卒業して大人になれば、イジメのようなものはなくなる。

子どもの頃は、なんとなくそんなイメージを持っていました。

しかし、会社に入ってみるとそんなことはありません。

もちろん子どもの頃のイジメとは形が違います。

露骨に仲間外れにするわけではない。

でも、

陰で悪口を言う。

仕事の失敗を必要以上に笑う。

本人がいないところで評価を下げる。

小さなミスをいつまでも話題にする。

そういう見えにくいものは、会社にもあります。

そして厄介なのが、一人が言い始めると賛同する人が出てくることです。

最初は一人の不満だったものが、いつの間にかみんなの共通認識のようになっていきます。

私はそんな話を横で聞きながら、

また始まったな。

と思うことがあります。


悪口に参加したくないサラリーマンの本音

こういう話を書くと、

黙って聞いている人も同罪だ。

止めるべきだ。

という意見もあると思います。

言っていることは分かります。

でも、実際の会社生活ではそんなに簡単ではありません。

そこで、

そんな悪口を言うのはやめましょう。

と言った瞬間、今度は自分が浮く可能性もあります。

次の標的が自分になるかもしれません。

毎日顔を合わせる会社だからこそ、正論だけでは動けないことがあります。

生活もあります。

給料も必要です。

家族もいます。

会社を辞めれば終わりというほど簡単な話でもありません。

だから私は、積極的に悪口へ参加せず、基本的には聞き流すようにしています。

無理に正義のヒーローにならなくてもいいと思っています。

ただ、自分から燃料を追加しない。

それだけでも十分です。


誰かを標的にすると団結力が生まれる

集団の中に共通の敵ができると、妙な団結力が生まれることがあります。

あの人困るよね。

またやってるよ。

本当に変わらないよね。

そんな会話だけで、普段それほど仲が良くない人同士まで盛り上がったりします。

確かに、その瞬間だけを見れば団結しているように見えます。

しかし、私はそんな団結力はいりません。

仕事で難しい目標を達成するために協力する。

困っている仲間を助ける。

忙しい時にみんなで力を合わせる。

そういう団結力なら大歓迎です。

でも、誰か一人を下に置かなければ成立しない団結力は、どこかがおかしいと思います。


サラリーマンはいつ標的になるか分からない

さらに怖いのは、標的が永遠に同じ人とは限らないことです。

今日はAさん。

来月はBさん。

半年後には自分かもしれません。

会社では異動もあれば、上司も変わります。

仕事の失敗もあります。

今まで何も言われなかった人でも、一つの出来事をきっかけに立場が変わることがあります。

だから私は、

自分は悪口を言われるような人間ではない。

とは思わないようにしています。

人間なので失敗もします。

合わない人もいます。

誰かから見れば、私にも嫌なところはたくさんあるでしょう。

だからこそ、人の悪口で必要以上に盛り上がらないことは大切だと思っています。


やったことは自分にも返ってくる

私は、人にやったことは最終的に自分にも返ってくると思っています。

人の悪口ばかり言っている人は、

あの人、いつも誰かの悪口を言っているよね。

と、別の場所で言われるようになります。

誰かを馬鹿にしている人は、

今度は自分が失敗した時に助けてもらえないかもしれません。

人間関係は不思議なもので、本人が気づかないところで信用が少しずつ積み重なったり、逆に減っていったりします。

その場では悪口を言っている人の方が強く見えることがあります。

でも長い目で見れば、

この人には余計なことを話せない。

自分も陰で何を言われるか分からない。

と思われてしまいます。

それはサラリーマンとして、かなり大きな損だと思います。


悪口を言わないサラリーマンは弱いわけではない

誰かの悪口で盛り上がっている場所で、話に参加しないと、

ノリが悪い。

付き合いが悪い。

そう思われることもあるかもしれません。

でも、それでいいと思っています。

無理に賛同する必要はありません。

だからといって毎回注意する必要もない。

そうなんですね。

大変ですね。

くらいで流しておけばいい。

自分の心までその話に持っていかれないことの方が大切です。

会社生活は長いです。

すべての人間関係に全力で付き合っていたら疲れてしまいます。

自分が参加しなくてもいい人間関係まで、わざわざ背負う必要はありません。


もし自分が標的になったら

私自身、

もし自分がやられたら何かやり返してやろう。

と思ってしまうことがあります。

でも本当にその状況になったら、感情的にやり返すよりも、自分を守る方が大切だと思っています。

何を言われたのか。

いつ起きたのか。

仕事にどんな影響が出たのか。

もし明らかに度を超えているのであれば、記録を残しておく。

信頼できる上司や社内の相談窓口など、使える場所があるなら使う。

それでもどうにもならない会社なら、異動や転職を含めて環境を変えることも一つの方法だと思います。

逃げるのではありません。

自分の人生を守るための選択です。

会社の人間関係のために、自分の生活すべてを壊す必要はありません。


サラリーマンが守るべきなのは自分の人生

会社にはいろいろな人がいます。

気が合う人もいれば、絶対に分かり合えない人もいます。

悪口を言う人もいます。

マウントを取りたがる人もいます。

全員とうまく付き合うことなんて無理です。

だから私は、

誰かを敵にして団結する側には入らない。

でも正義感だけで無理に戦わない。

そして、自分が標的になったら自分を守る。

それくらいでいいと思っています。

サラリーマンにとって会社は大切な場所です。

でも、会社が人生のすべてではありません。

会社以外にも家族がいて、趣味があって、副業があって、勉強があって、自分の時間があります。

会社の人間関係だけで自分の価値を決める必要はありません。


敵を作るより自分の味方を増やしていこう

誰かの悪口を言って仲間を増やすより、

この人と仕事をするとやりやすい。

この人なら相談できる。

この人は人の悪口をあまり言わない。

そんな信用を少しずつ積み上げていく方が、私はいいと思います。

ものすごく優秀なサラリーマンになる必要はありません。

誰とでも仲良くなる必要もありません。

ただ、

人が嫌がることにはなるべく参加しない。

自分がされて嫌なことはできるだけしない。

困っている人がいたら、できる範囲で助ける。

それくらいなら明日からでもできます。

会社という集団生活の中から、悪口やイジメのようなものを完全になくすことは難しいのかもしれません。

それでも、自分までその輪の中に入る必要はありません。

誰かを敵にして生きるより、

自分なりに淡々と仕事をして、

会社以外の自分の人生も少しずつ積み上げていく。

私はそんなサラリーマンでありたいと思っています。

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