学生時代に生徒会をやっていたサラリーマンは仕事上手

学生時代に生徒会をやっていたサラリーマンは仕事上手 サラリーマンについて

会社で仕事をしていると、人をまとめるのが上手な人がいます。

会議を仕切るのが上手だったり、人前で堂々と話したり、周囲の人を巻き込んで仕事を進めたり。

私はそういう人を見るたびに、よくそんなことができるなと思ってしまいます。

自分から積極的に人に話しかけ、人を動かして仕事を進めていく。

私にはなかなかできないことです。

そんな人たちを見ていると、学生時代に生徒会活動をしていた人は、サラリーマンになってからも仕事が上手なのではないかと思うことがあります。

生徒会は学生の中心的な存在で、学校行事などを生徒側の立場で取り仕切ります。

まだ十代のうちから、人をまとめたり、人前で話したり、何かを企画して実行したりする経験を積んでいるわけです。

そんな経験を学生時代からしていたら、社会人になっても役に立つに決まっています。

一方、私は学生時代に生徒会活動をやりたいと思ったことが一度もありません。

むしろ、できるだけ目立たずに過ごしたい人間でした。

そんな私が40代のサラリーマンになって感じている、コミュニケーション能力と仕事の関係について考えてみます。


生徒会経験のあるサラリーマンは人をまとめるのが上手い

生徒会活動で身につく能力の一つが、人をまとめる力だと思います。

学校行事を企画したり、先生と相談したり、生徒たちに協力をお願いしたり。

自分一人では完結しないことを、周囲の人と協力して進める必要があります。

これって、会社の仕事とほとんど同じではないでしょうか。

会社でも、一人で完結する仕事ばかりではありません。

関係部署と調整したり、会議を開いたり、誰かに仕事をお願いしたり。

自分が直接作業をしなくても、人をまとめて物事を進めるだけで仕事が成立することもあります。

管理職になると、そのような仕事はさらに増えていきます。

社長の仕事だって、会社の方向性を決めて人を動かすことが大きな役割の一つです。

そう考えると、十代の頃から生徒会活動をしていた人は、社会人になる前から会社で必要になる能力を鍛えていたことになります。

もちろん、生徒会経験者が全員仕事上手というわけではありません。

ただ、人をまとめる経験を早い段階で積んでいることは、大きな強みだと思います。


人前で話すことが苦手ではないサラリーマン

私が特にうらやましいと思うのが、人前で話すことに抵抗がない人です。

会議で積極的に発言する人。

大勢の前でも堂々と説明する人。

突然意見を求められても、すぐに自分の考えを話せる人。

私にはなかなか理解できない能力です。

40代になった今でも、人前で話すことには抵抗があります。

会議で発言するときも、何をどう伝えようか考えてしまいます。

変なことを言ってしまわないだろうか。

相手にうまく伝わるだろうか。

そんなことを考えているうちに、発言するタイミングを逃してしまうこともあります。

一方で、人前で話すことが好きそうな人もいます。

自分から話し始めて、周囲の反応を見ながら楽しそうに話を続けます。

生徒会活動をしていた人の中には、学生時代からこうした経験を繰り返してきた人もいるのでしょう。

もしかすると、人前で話して人が動くことに楽しさを感じているのかもしれません。

私はできることなら、人前で話さずに仕事を終わらせたい人間です。

この違いは、なかなか大きいものだと感じます。


コミュニケーション能力は学生時代から差がある

コミュニケーション能力には、生まれ持った性格も関係していると思います。

14歳、15歳くらいで、すでに人をまとめられる人がいます。

一方で、40代になっても人をまとめることが苦手な人もいます。

私がまさに後者です。

十代半ばの頃から、人との関わり方には大きな個人差があるのだと思います。

学生時代からクラスの中心にいる人もいれば、目立たずに過ごすことを好む人もいます。

私は完全に後者でした。

生徒会活動なんて、自分から進んでやろうとは思いませんでした。

できれば面倒な役割は避けて、普通に学校生活を送りたい。

そんな学生でした。

そして、その性格は40代になった今でも大きく変わっていません。

もちろん、社会人になってからコミュニケーション能力が高くなる人もいると思います。

仕事で経験を積んだり、さまざまな人と関わったりすることで、話すことが得意になる人もいるでしょう。

ただ、私自身については、努力だけで性格を大きく変えるのは難しいと感じています。


40代サラリーマンになっても人への興味が薄い

私がコミュニケーション能力を高められない大きな理由は、人への興味があまりないことだと思っています。

人と話すことが嫌いというわけではありません。

ただ、積極的に誰かと関わりたいという気持ちが、それほど強くありません。

会社でも、仕事に必要な話はします。

相談もしますし、質問もします。

しかし、仕事に関係のない雑談を自分から始めることはあまりありません。

周囲の人が休日に何をしていたのか、どんな趣味を持っているのか。

そういったことにも、あまり興味が湧かないのです。

ところが、不思議なことに、自分が興味を持った人に対しては積極的に話しかけることがあります。

興味のある話題になると、普段とは違って自分から質問したり、話を広げたりします。

つまり、まったく人と話せないわけではないのです。

興味があるか、ないか。

それによって、自分のコミュニケーションの量が大きく変わってしまいます。

これも私のコミュニケーションの苦手さの一つなのかもしれません。

相手によって態度を変えようとしているわけではありませんが、結果的にそう見えてしまうこともあるでしょう。

40代になって、自分の性格を少しずつ理解できるようになってきました。


生徒会経験がなくても仕事上手なサラリーマンにはなれる

ここまで考えると、学生時代に生徒会活動をしておけばよかったのではないかと思うかもしれません。

しかし、私はそうは思いません。

仮に学生時代に戻ったとしても、おそらく生徒会には立候補しないでしょう。

人をまとめることが好きではない人間が、無理に人をまとめようとしても、なかなかうまくいかない気がします。

それに、会社の仕事はコミュニケーション能力だけで決まるわけではありません。

資料を作るのが得意な人。

数字を分析するのが得意な人。

システムを構築するのが得意な人。

細かい作業を正確に進めるのが得意な人。

いろいろな能力を持った人が集まって会社は成り立っています。

人をまとめるのが上手な人がいても、実際に作業を進める人がいなければ仕事は完成しません。

私は人をまとめることが苦手ですが、パソコンを使って何かを作ったり、仕組みを考えたりすることは比較的好きです。

人前で話すことが得意な人と、黙々と何かを作ることが得意な人。

どちらも会社には必要な存在だと思います。

大切なのは、自分の得意なことを理解して、それを仕事に生かすことではないでしょうか。


コミュニケーションが苦手なサラリーマンができること

40代になった私は、自分のコミュニケーション能力が劇的に向上することは期待していません。

人に興味がないという性格そのものを変えるのは、なかなか難しいからです。

ただ、だからといって何もしなくてよいとは思っていません。

人への興味を無理に増やすことはできなくても、仕事上のコミュニケーションを改善することはできるはずです。

例えば、会議の前に質問を考えておく。

人前で話す内容を事前に整理しておく。

相手に依頼するときは、何をしてほしいのか明確に伝える。

話すことが苦手なら、文章や資料を使って伝える。

こうした工夫なら、私にもできそうです。

コミュニケーション能力が高い人のように、自然に人を動かすことは難しいかもしれません。

それでも、準備をすることで苦手な部分を補うことはできます。

生徒会経験者が学生時代から自然に身につけてきた能力を、私は40代になってから少しずつ学んでいるのかもしれません。

ずいぶん遅いスタートですが、仕事を続ける以上、必要なことは身につけていきたいと思います。


サラリーマンは自分の得意分野で勝負すればいい

学生時代に生徒会活動をしていた人は、社会人になってからも活躍しやすいのではないか。

私はそんなことを考えています。

人をまとめる経験。

人前で話す経験。

周囲と協力して何かを成し遂げる経験。

こうした能力を学生時代から磨いていた人は、サラリーマンになってからも、その経験を生かせるでしょう。

私はそういう人をうらやましく思います。

ただ、40代になってから気づいたこともあります。

人をまとめることが得意な人と、そうではない人が、同じ方法で仕事をする必要はないということです。

人前で話すことが苦手なら、事前に準備をすればいい。

人をまとめることが苦手なら、専門的な能力を高めればいい。

雑談が苦手でも、仕事に必要なことを正確に伝えられれば、十分に役割を果たせる場面はあります。

もちろん、コミュニケーションが上手な方が、人生を楽しく過ごせる場面は多いのかもしれません。

しかし、苦手なことばかり気にしていても仕方がありません。

私は40代になって、ようやく自分の得意なことと苦手なことを受け入れられるようになってきました。

生徒会活動をしていた人のようにはなれないかもしれません。

それでも、自分なりの仕事の進め方は見つけられるはずです。

人を動かすのが得意なサラリーマンもいれば、自分の手を動かすのが得意なサラリーマンもいる。

私は後者として、これからも地道に仕事をしていこうと思います。

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