人間がいつから悩むようになったのかはわかりません。
猿から人間へと進化していく長い歴史のどこかで、
仕事がうまくいかない。
人間関係が面倒くさい。
お金が足りない。
将来が不安。
自分はこのままでいいのだろうか。
そんなことを考えるようになったのだと思います。
そして、何千年、何万年という人間の歴史を考えると、
今、自分が抱えている悩みと同じようなことで悩んだ人は、過去にいくらでもいたはずです。
自分だけが抱えているように感じる悩みも、
実は誰かがすでに通ってきた道なのかもしれません。
そう考えると、ネットに残されている誰かの経験は、かなり価値のあるものだと思うようになりました。
サラリーマンの悩みは、だいたい誰かが経験している
サラリーマンをしていると、毎日のように小さな悩みが発生します。
上司とうまくいかない。
仕事を押しつけられる。
同僚が仕事をしてくれない。
給料が上がらない。
転職したいけれど勇気が出ない。
副業を始めたいけれど続かない。
会社を辞めたいけれど、生活があるから辞められない。
こんな悩みを抱えていると、
なぜ自分ばかりこんな目に遭うのだろう。
と思ってしまいます。
しかし、日本中に何千万人という働いている人がいます。
過去まで含めれば、とんでもない人数になります。
同じような上司に悩んだ人。
同じように会社を辞めたくなった人。
同じように副業を始めて挫折した人。
きっと、いくらでもいます。
自分の悩みは、自分だけの特別な悩みではない。
そう思えるだけでも、少し気持ちが楽になります。
令和は誰かが見つけた答えをネットで探せる
昔と今で大きく違うのは、
誰かが悩んだ結果を簡単に残せることだと思います。
ブログ。
note。
Substack。
YouTube。
SNS。
今なら普通の人でも、自分が経験したことを世界に向けて公開できます。
何に悩んだのか。
どう解決したのか。
解決できなかった場合、どうやり過ごしたのか。
失敗した後、どう立て直したのか。
そうした経験を誰でも発信できます。
これは、とてもすごいことだと思います。
悩みそのものを完全になくすことはできなくても、
誰かの経験を知ることで、
こういう考え方もあるのか。
この方法を試してみよう。
自分だけではなかったんだ。
と思えることがあります。
誰かの失敗は、自分の失敗を減らしてくれる。
誰かの成功は、自分が進む道のヒントになる。
令和は、過去の人たちが経験した人生を借りることができる時代なのかもしれません。
サラリーマンこそ先人の経験を使って人生を時短する
人生には時間制限があります。
1000年生きられるのであれば、
全部自分で経験して、
全部自分で失敗して、
そこから学べばいいのかもしれません。
しかし、人生はそんなに長くありません。
しかもサラリーマンの場合、
平日の大部分は会社に使っています。
通勤して、
仕事をして、
家に帰って、
ご飯を食べて、
お風呂に入って、
少し自由時間を過ごしたら一日が終わります。
自分で試行錯誤できる時間は、それほど多くありません。
だからこそ、誰かの経験を利用した方がいい。
転職で失敗した人の記事を読む。
副業を続けられた人の記事を読む。
仕事の人間関係で悩んだ人の記事を読む。
お金で失敗した人の記事を読む。
全部を真似する必要はありません。
この人の考え方は使えそうだな。
と思った部分だけ、自分の人生に取り入れればいい。
それだけでも、自分一人でゼロから考えるより人生をかなり時短できると思います。
昔の人の人生は、思った以上に残っていない
ここで少しもったいないと思うことがあります。
昭和を生きた人であれば、まだ直接話を聞くことができます。
ネットにも昭和の話はいろいろ残っています。
しかし、大正。
明治。
さらにその前。
時代をさかのぼるほど、普通の人が何を考えて生きていたのか知ることは難しくなります。
有名人の日記や書籍は残っています。
しかし、
普通の会社員のような人が仕事帰りに何を考えていたのか。
家族についてどう考えていたのか。
お金にどんな不安を抱えていたのか。
人生の途中で何を後悔したのか。
そうした普通の人の人生は、ほとんど残っていないと思います。
もし今の時代にブログがあったなら、
明治時代の普通のおっさんのブログを読んでみたい。
私は結構読んでみたいです。
サラリーマンの普通の日常にも価値がある
ブログを書くとなると、
人の役に立つすごい情報を書かなければいけない。
専門的な知識が必要。
成功した人でなければ発信してはいけない。
そんなふうに考えてしまう人もいると思います。
でも、私はそうではないと思っています。
普通のサラリーマンが、
会社でこんなことがあった。
仕事でこう悩んだ。
こんな失敗をした。
副業を始めたけれど全然稼げない。
ブログを始めたけれど何度も挫折した。
そんな話でも、誰かにとっては十分価値があります。
なぜなら、その人も同じことで悩んでいるかもしれないからです。
成功談だけが役に立つわけではありません。
むしろ、
失敗しました。
続きませんでした。
うまくいきませんでした。
という話の方が、
同じ場所にいる人には参考になることもあります。
私の生きた証もブログに残しておきたい
私自身、人生の折り返し地点には来ていると思っています。
若い頃は、自分のことで精一杯だった気がします。
お金が欲しい。
楽をしたい。
会社で嫌な思いをしたくない。
もっと良い生活をしたい。
もちろん今でもお金は欲しいです。
できればたくさん欲しい。
これは変わりません。
でも年齢を重ねてくると、
自分が経験したことが、誰かの役に立ったらいいな。
とも思うようになりました。
綺麗事なのかもしれません。
残りの人生が少しずつ短くなってきたことで、そう感じるようになっただけなのかもしれません。
それでもいいと思っています。
私が書いた記事をたまたま誰かが読んで、
ちょっと気持ちが楽になった。
自分もやってみようと思った。
そんなことが一回でもあれば、文章を残した意味はあると思います。
サラリーマンのおっさんでも3ヶ月続けることができた
私はもともとブログを何度も挫折しています。
始めては続かない。
また始めては続かない。
そんなことを繰り返してきました。
それでも今回、ブログを3ヶ月ほど続けることができました。
3ヶ月なんて、
何年もブログを続けている人からすれば大した期間ではないと思います。
それでも、
何度も続かなかった自分にとっては大きな変化です。
そして、
なぜ今回は続いたのか。
どうすれば負担を減らせたのか。
何を変えたのか。
そうした経験も、同じようにブログが続かない人には役に立つかもしれません。
こちらの記事で詳しく書いています。

あなたの悩みも誰かにとっての答えになる
今、自分が悩んでいること。
今、自分が失敗していること。
今、自分が挑戦していること。
その途中経過でもいいと思います。
解決してから書く必要はありません。
まだ答えが出ていなくても、
今こんなことで悩んでいます。
と残しておけばいい。
数年後、自分自身が読み返した時に、
あの頃こんなことで悩んでいたんだな。
と思えるかもしれません。
そして、その文章を読んだ見知らぬ誰かが、
自分と同じだ。
と思ってくれるかもしれません。
誰かの人生を大きく変える必要なんてありません。
ほんの少しだけ役に立てばいい。
私もそんな気持ちでブログを書いていこうと思います。
自分が考えている悩みは、きっと誰かの悩みでもある。
そして、
自分が悩みながら見つけた小さな答えは、
いつか誰かの答えになるかもしれません。
そう考えると、
普通のサラリーマンの何でもない毎日も、残しておく価値があるのではないでしょうか。



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