AIはサラリーマンの働き方を大きく変えました。
メールの作成、企画書のたたき台、議事録の要約、プログラムの作成、情報収集など、今ではAIを活用しない日はないという人も増えているでしょう。
私自身もブログを書いたり、アイデアを整理したりする際にAIを活用しています。
数年前では考えられないほど便利になりました。
仕事のスピードも上がり、生産性も向上しています。
しかし最近、ひとつ気になることがあります。
それは、AIに頼りすぎることで、自分自身の能力が少しずつ低下してしまうのではないかということです。
便利な道具ほど、使い方を間違えると人間の能力を奪ってしまいます。
これはサラリーマンにとって、今後避けては通れないテーマなのではないでしょうか。
サラリーマンはパソコンで漢字を書けなくなった
昔は会社でも手書きの書類が多くありました。
会議のメモも手書き。
報告書も手書き。
社内の回覧も手書きという会社も少なくありませんでした。
その頃は漢字を書く機会が多かったため、自然と覚えていました。
しかし現在はどうでしょう。
ほとんどの仕事がパソコンになりました。
キーボードで読みを入力すれば、自動で正しい漢字が表示されます。
その結果、多くの人が感じていることがあります。
読めるのに書けない。
私もその一人です。
パソコンが普及して仕事は圧倒的に効率化されました。
ですが、その代わりに漢字を書く能力は確実に落ちています。
これは決してパソコンが悪いわけではありません。
便利な道具だからこそ、自分で考えたり書いたりする機会が減ってしまったのです。
AIを使うサラリーマンは文章力も低下するのか
私は最近、AIを使っていて少し不安になることがあります。
それは文章を書く能力です。
以前はブログを書く時も、
どんな順番で話を進めようか。
最初は何を書こうか。
最後はどう締めようか。
そんなことを頭の中で考えながら構成を作っていました。
今ではAIに、
起承転結を考えて。
この内容を読みやすくして。
タイトルを考えて。
とお願いすれば、数秒で立派な文章が完成します。
もちろん、その品質は非常に高いものです。
読者にも伝わりやすく、自分では思いつかない表現も出てきます。
しかし、その便利さに甘えていると、自分で構成を考える力が衰えてしまうのではないかと感じています。
仕事でも同じです。
企画書の構成。
プレゼン資料の流れ。
会議で話す内容。
これらもAIが考えてくれる時代になりました。
だからこそ、サラリーマン自身が考える時間は以前より少なくなっています。
サラリーマンは考える力が一番の武器
会社で評価される人は、知識が多い人だけではありません。
問題を見つける人。
改善案を考える人。
相手に伝わるように説明できる人。
このような「考える力」を持った人が評価されています。
AIは答えを出すことは得意です。
しかし、どんな問いを投げかけるかは人間が決めなければなりません。
つまり、AI時代だからこそ考える力の価値はさらに高くなります。
もしAIが作った文章をそのまま提出しているだけなら、自分の能力は成長しません。
一方で、
なぜこの構成なのか。
もっと伝わる言い方はないか。
自分ならどう改善するか。
このように考えながらAIを使えば、自分自身のスキルも伸びていきます。
AIは先生であり、代行者ではありません。
サラリーマンが鉛筆と原稿用紙だけ渡されたらどうなるだろう
少し想像してみてください。
突然、鉛筆と原稿用紙だけ渡されて、
仕事について自由に書いてください。
と言われたらどうでしょうか。
私はかなり苦戦すると思います。
普段はパソコンで文章を書いているため、
途中の文章を前に移動したり、
不要な部分を削除したり、
何度も修正を繰り返しながら完成させています。
パソコンだからこそできる書き方です。
紙では簡単にできません。
だから最初から文章全体の流れを頭の中で組み立てる必要があります。
おそらく今の私は、チグハグな文章になるでしょう。
さらにAIに頼る生活が続けば、この能力はもっと低下するかもしれません。
サラリーマンこそアナログ時間を意識して作ろう
だからといって、AIを使わない方がいいと言いたいわけではありません。
むしろ逆です。
AIは積極的に使うべきです。
仕事の効率は確実に上がります。
空いた時間で別の仕事ができます。
家族との時間も増えるでしょう。
資格の勉強もできます。
問題は使い方です。
すべてAI任せにするのではなく、自分で考える時間も意識して残すことが重要だと思います。
例えば、
企画だけは自分で考える。
ブログの下書きは紙に書いてみる。
会議のメモは手書きで取る。
休日は日記を書いてみる。
このような小さな習慣だけでも、脳への刺激は大きく変わります。
筋肉を使わなければ衰えるように、脳も使わなければ衰えていきます。
サラリーマンはAIを使いこなしながら、自分の頭も鍛え続けよう
これからAIはさらに進化します。
数年後には、今以上に仕事をサポートしてくれるでしょう。
その流れは止まりません。
だからこそ、AIを拒否する必要はありません。
大切なのは、AIに仕事を奪われないことではなく、自分の考える力を失わないことです。
AIは非常に優秀な相棒です。
ですが、ハンドルを握るのは自分自身でなければなりません。
目的地を決めるのも、進む方向を決めるのもサラリーマン自身です。
便利な時代だからこそ、自分の頭で考える習慣を持ち続ける人は大きな強みになります。
AIを使いこなしながら、自分自身の思考力や文章力も鍛え続ける。
その積み重ねが、これからのサラリーマンの市場価値を高め、長く活躍できる人材になるための大きな武器になるのではないでしょうか。


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