小銭貯金を何年かやってきました。昨今は硬貨からお札に交換するのにも手数料がかかるようにもなっています。また、クレジットカードや電子マネーが普及してきて硬貨が扱いづらい時代にもなってきたことから、お札への交換を検討しました。どこで交換したら良いか解説します。
なんで小銭をそんなに持っているの?
お財布に小銭をたくさん入れていると、財布が傷みやすくなるから小銭は取り出すことにしているんだよ。財布が傷むと買い替えないといけないでしょ。貧乏だから買い替えるお金がないんだよ。
なんでお札に交換するの?
生活するためのお金も無くなってしまい、小銭だと家賃の支払いもできないので交換の最善の交換方法探しているんだよ。
大量硬貨を交換できる場所
- 銀行
- 郵便局
- コインスター
主にこの3ヶ所が硬貨の交換ができる場所です。
銀行とコインスターどちらで交換するとお得か
三菱UFJ銀行とコインスターについて比べてどちらがお得か確認していきたいと思います。
銀行とコインスターの手数料
三菱UFJ銀行:硬貨500枚ごとに550円
コインスター手数料:9.9%
銀行とコインスターの硬貨別の手数料額の比較
各硬貨を500枚交換した際の手数料を見ていきたいと思います。
三菱UFJ銀行 | コインスター | |
1円玉 | 550円 | 50円 |
5円玉 | 550円 | 248円 |
10円玉 | 550円 | 495円 |
50円玉 | 550円 | 2,475円 |
100円玉 | 550円 | 4,950円 |
500円玉 | 550円 | 24,750円 |
ご覧の通り10円玉以下はコインスターがお得で、50円玉以上が銀行がお得です。
1円の場合、三菱UFJ銀行で500枚交換した場合、550円支払う必要があります。交換すればするだけ赤字になってきます。「こんなことあるの?」という気分になりました。「1円を笑うものは1円に泣く」ということわざもありますが、今まではこのことわざの意味合いを、「1円でも大切にしなさい」という捉え方をしていました。昨今の手数料がかかり出してからは、1円玉を持ってれば持ってるだけ交換の手数料がかかるので1円に泣かされるという別の捉え方になりました。
手数料を抑えたいのであれば、手間はかかりますが10円玉以下はコインスターで交換し、50円玉以上は銀行に持っていく必要があります。
三菱UFJ銀行の大量硬貨取扱手数料
【対象となるお取引】現金入金、現金振込(ATMでのお取引は対象外)
お取扱い枚数 | 大量硬貨取扱手数料(消費税込) |
---|---|
100枚まで | 無料 |
101枚以上500枚まで | 550円 |
501枚以上1,000枚まで | 1,100円 |
1,001枚以上 | 1,650円以降、500枚毎に550円を加算 |
コインスターのサービス手数料
コインスターマシンでは一定料率のサービス手数料が課金されます。
https://www.coinstar.jp/how-it-works
コインスターのホームページには上記の記載があり手数料がどれくらいかかるかまでは記載されていません。他の方のブログで9.9%と書かれているの確認は出来ました。コインスターマシンに置いてあるチラシにはうろ覚えですが9.9%と手数料が書いてあった気がしますが、チラシが手元にないため証明はできません。私がコインスターを使用してどれだけ手数料がかかったかは紹介します。
コインスターでの交換実践
コインスターマシンを使ってきた操作性や使い勝手を紹介します。実際に実践した手数料についても紹介していきます。
コインスターでの1円玉と10円玉の交換を実践
投入金額 28,757円 (26,830円 + 1,927円)
交換金額 25,910円
差額 2,847円 (手数料)
※手数料率の算出方法
差額2,847円 ÷ 投入金額28,757円 = 9.9%
他の方のブログでの記載の通り9.9%の手数料率でした。
コインスターの使い勝手
硬貨を流し込むトレーがあり、まずはそのトレーに硬貨を置きます。
トレーを斜めにするためのハンドルがあり、ハンドルを持ち上げることにより硬貨をマシン内に流し込みます。
ジャンジャン流し込むことができて気持ち良い使い勝手でした。使い始めていると、マシンが止まってしまい、中で硬貨が詰まったしまい壊してしまったかなという思いにもなりましたが、硬貨の計測のスピードが追いついていないだけでした。
時々止まりながら計測していきます。枚数が多いと少し時間がかかります。
スロット屋さんにあるコイン計測器よりもだいぶスピードは遅いです。
全ての硬貨を計測した後、レシートが出てきます。そのレシートを持って施設のサービスカウンターに行きお札へ交換してもらいます。
コインスターからの硬貨の行き先
コインスターはとても便利でありがたいマシンだと思いますが、硬貨の行き先が気になります。
コインスターの従業員の人が硬貨を銀行に持って行っても手数料がかかります。キャッシュレス決済化が進んでいるので、自動販売機や券売機でも使われる機会が少なくなってきていると思いますので行き先はどこに行くのやら・・・・。硬貨を溶かして金属の塊にでもして海外に持っていくのでしょうか。硬貨を溶かす行為は法律違反だったと思います。コインスターさんは硬貨を集めてその後どうするかが気になります。
1円玉から500円玉までごちゃ混ぜの硬貨が持ち込まれた場合は、コインスターさんが銀行に持ち込めば利益が出ることもあるかもしれませんが、1円玉から10円玉までを持ち込む私のような貧乏な人間ばかりがマシンを利用するとコインスターさんは困ってしまうでしょう。
サイトに「事前の分別は不要」などメリット的に書かれていますが、分別されない方がコインスターさんは手数料が見込めるのでしょう。
500円玉の投入率がコインスターさんの商売の肝になっている気がします。
硬貨交換についてまとめ
手数料がかかるなら少しづつでも使っていこうとも考えましたが、小銭を持ち歩くのも大変です。スーパーの支払いもセルフレジ化してきて、どさっと硬貨を入れれば良いかなとも考えましたが、「故障の原因になるので硬貨は20枚まででお願いします。」と注意書きがあり、すぐに硬貨を消化することも難しいと考え交換する道を選択しました。
スマホのQRコード決済、クレジットカード決済などのキャッシュレス決済化が進みさらに硬貨の取り扱いは減っていくことでしょう。硬貨の取り扱いが手間という考えが市場に広がれば、今後はさらに交換するための手数料が増えることも考えられます。
逆に硬貨の取り扱いが減れば、アンティーク硬貨にレア硬貨となってくる可能性もあります。江戸時代の硬貨なども硬貨としての価値ではなくアンティーク硬貨として扱われたりしています。身近なものとしてギザ十(昭和26年(1951年)から昭和33年(1958年)に作られた周りがギザギザしている10円玉)も市場から減ってきてレア硬貨となっている。
今のうちに硬貨を取っておくのか、交換するのか、どうしていくか検討することが大切だと思い、今回私は交換に踏み切りました。
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